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  越後ジャーナル
  パルジェ
ホームページ開設一年 アクセス1カ月1万件突破 2003・8・14

 昨年8月、弊社のホームページを開設してから、ちょうど1年を経過した。県央地域の情報を全国へ手軽に配信することで、少しでも、地域の活性化に役立つことを願って始めた。

 最初は、YAHOO!JAPANに登録するのもおぼつかなかったが、地道に、平素本紙で紹介しているニュースの中から、全国に知らせる意義のあるニュースを選んで掲載してきた。

 アクセス数(訪問者数)が、最初の1、2カ月は、1カ月で1000件に満たなかった。どうなるものかと思っていた。やがて地域の個人、団体にも、その存在が認められて、リンクを張りたいとの要望もある。県外在住の県央地域出身者や、県央地域となんらかの関わりを持つ人たちが、弊社のホームページにアクセスしていることがわかってきた。

 アクセス数は毎月順調に伸びて、今年1月には5985件、5月には1万295件とはじめて1万件を突破。そして、7月には1万1715件に達した。7月は、1カ月が31日で、1日平均377件、最高591件、最低288件。

 一度アクセスしてきた人が、「お気に入り」に、弊社ホームページのアドレスを保存して、ときおりアクセスしてきている。リピーターの占める割合が徐々に増えてきているのもわかる。弊社のホームページのアドレスを知らなくとも、「越後ジャーナル」、あるいは「PALGE」で検索すればアクセスできる。

 誰に配信するというのでなく、見たい人は、全国、あるいは世界のどこにいても、弊社のホームページを読むことができるという便利さ。まだまだアクセス数は増えるだろう。

 ホームページのために、特に取材をしているわけではなく、本紙や月刊タウン紙パルジェに掲載されたニュースを掲載しているだけ。それも、本紙よりも数日遅れのニュースである。

 ホームページは、本紙並びにパルジェの編集によってできたニュースの一部を掲載しているだけだから、ホームページの維持管理費程度で経費もさほどかからないし、もちろん、無料のサービス。

 しかし、今後、さらに、アクセス数を大きく伸ばすためには、インターネットの武器である「速報性」を十分に生かさなければならなくなる。そうなると取材と配信にコストがかかる。

 そのコストを、いつまでも、本紙読者の購読料や、本紙並びにパルジェの広告料に依存しているわけにはいかなくなる。果たして、このホームページによるサービスが、有料化に耐え得るものかどうか。あるいは、今後、アクセス数が伸びていくことで、広告主が付くものだろうか。

 はじめから、割り切って、ニュース配信の内容を限定し、多少遅れても、サービスのために、無料で続ける方がよいのか。これからの状況を見極めていく必要がある。

 個人情報が氾濫しているホームページの世界で、新聞社や、情報サービス機関が、無料で続けている「ニュース配信」だが、果たして今後、どのような方向に向かうのか。弊社にとっても、極めて興味深い。





高橋燕市長が決断 「旧県央東部」で住民投票
 
2003・8・11
 

 8月1日付の本紙で紹介している通り、新潟県燕市の高橋甚一市長は、7月31日に開かれた議員協議会で、合併問題について、「三条市を中心とした旧県央東部と合併する方向で、住民投票によって、市民の判断を仰ぐ」という態度を鮮明にした。

 これまで、市議会の意向を尊重してきた高橋燕市長だが、4月の市議選改選後、賛成、反対の議員が10人ずつと同数になり、実質3カ月を経過しても、綱引き状態が続いている。

 三条市など5市町村による県央東部合併研究会の活動を「一時休止」としたが、市議会側が、むしろ「一時休止」では「合併の動きが取れない。高橋燕市長の真意を質そう」と、この日の議員協議会開催となった。

 高橋燕市長は、改選前の3月定例会では、共産党議員団を含む県央東部での合併に反対する市議らが議員発議し、可決された「住民投票の実施」について、これを拒否して、再議に付し、廃案とした。改選後の燕市議会の合併問題を巡る紛糾で、全国のテレビ、新聞などマスコミの注目を集めるなど、話題を撒いている。

 また、高橋燕市長が、県央東部合併研究会での活動を「一時休止」するなど、さまざまなできごとから、燕市民や業界人が、「燕市は、合併しないで、このままやっていけるのだろうか」「合併するとしたらどことすべきか」と、急速に合併問題に関心を持ち始めた。

 もともと、合併問題などは、市民が関心を示しにくい問題だが、燕市の場合は、燕市議会が紛糾したことで、逆に、そのたびに市民の関心は高まっていった。おまけに、金子勝吉田町長の自死事件まで起きて、いやがおうにも、合併問題に目を向けざるを得なくなった。

 高橋燕市長の支持者や、区長会関係者なども、高橋燕市長に直談判。徐々に、合併問題の重要さと問題点を理解しはじめた。このほど、賛成派に市議、区長会の代表者、高橋作衛会頭は所要で欠席したが、山崎悦次、鳥辺勝敏両副会頭、遠藤栄松遠藤製作所会長はじめ、各界の代表者が、高橋燕市長を囲んで、三条市など4市町村との合併の進め方について、意見を闘わせた。

 その後、合併賛成派市議らも集まって、住民投票について、議員発議とするか、住民発議とするかなど、今後の進め方などを協議。結論こそ出なかったが、前向きな形で取り組むことになった。

 それだけに、この日の議員協議会でも、酒井基、田野隆夫、浅野金六の新人市議も含め、賛成派市議も、反対の共産党市議らと遜色のない、議論を展開して、高橋燕市長の「旧県央東部での合併の推進」の援護射撃を行なった。

 水道料金や都市計画税など合併によって燕市民の負担が増えると、マイナス面だけを強調して反対している共産党の本多了一市議に対して、大山治郎市議が、合併には賛成だが、県央東部での合併に賛成という大方の反対派議員と、合併そのものに反対する議員の間に楔を打って明確にするために、「本多市議は合併に反対の立場」と決めつけた。

 本多市議は「合併に反対でなく、県央東部との合併に反対」と発言。しかし、本多市議のこれまでの議論で、どこの市町村との合併なら賛成という発言を聞いたこともない。県央東部関連の市町村の共産党議員が、合併賛成論をぶち上げたことなど例がない。巧妙に、議会の意見を割りながら、合併させない方向に誘導しているに過ぎないことは明白。本多市議の「合併に反対でない」という発言は、むしろ、見苦しいほどだった。

 また、田辺博市議が、県央東部での合併反対の立場ながら、市議会の膠着状態を打開するためには、住民投票賛成の立場で、高橋燕市長の意見を引き出そうとした。これに対して、星野義則市議が、「議員のなかにも寝返った議員はいるが」と皮肉った。先頃の市議選で、改選前と改選後で立場が変わった市議は、賛成、反対双方におり、星野市議の後ろの席に座る現在は反対派の川上靖夫市議の首筋が赤くなったのが、すぐ後の記者席からもうかがえた。

 いずれにしても、議員発議であれ、住民発議であれ、高橋燕市長は、「三条市など旧県央東部との合併」の是非を住民投票の形で問うことを決意、そのスケジュールにのって、燕市の合併問題が進められることは確定した。

 もちろん、是か非かであり、市長選挙並みの激しい攻防戦になるだろう。県央東部での合併推進派は「勝たなければ意味がない」と言い切っている。高橋燕市長も、政治生命を賭けて臨む覚悟が、この日の答弁でも見て取れた。