デザインの断面切りとる
長岡造形大学作品展 リサーチコア
 新潟県長岡市宮関町、長岡造形大学(豊口協学長)は、1月31日から2月2日まで、県央地場産センター別館、三条・燕地域リサーチコア3階デザインギャラリーで、総合展示会「NIDESIGN展」を開催、学生が制作したオブジェ、イラスト、映像などの作品40点余りを展示した。

 初日の31日は平日にも関わらず、多くの人が訪れ、作品に見入っていた。

 この展示会は、昨年まで学外作品展として行っていたもの。今年は趣旨を見直し、「大学の広報」に主眼を置いた。

 「長岡造形大学とはどういう大学なのかを、正しく理解してもらいたい。イメージでなく、具体的な学生の研究やスキルを見てもらうことで、企業や高校生にもアピールできれば」と、同大学の恩田孝重事務局長。

強烈な存在感の顔会場に展示された鍛金、彫金のオブジェ 卒業生、大学院生の選抜作品約40点のほか、同大学の特徴的な授業、「地域プロジェクト演習」の課題作品、学生が自らの作品を一冊にまとめた作品集「ポートフォリオ」、2002長岡デザインフェアの家具デザインコンペティション部門で入賞した作品なども目にすることができた。

 工芸デザインコース、阿部綾さんの「玉響」は、彫金のイヤリング。耳で感じるジュエリーとして、手に取って感触を確かめることもできた。耳を飾る脇役のイヤリングを主役に変えた。

 大きな顔が強烈な存在感を放っているのは、テキスタイルデザインコース、堀田裕之さんの「自蔵」。籠編みによる立体作品で、平成14年度卒業研究優秀賞。

 空間デザインコース、横山智樹さんの「エアーランドスケープ」は、立体的な映像で空気感を表現。

 この日午後4時からは、地元企業との交流会も開かれた。

 会場では学校案内、教員紹介のパネルも設置し、中学生や高校生の来場も呼びかけた。

 なお、2月21日から23日までは、東京・原宿の新潟館ネスパスでも、一部作品を変えて開催する。
                                                (斎藤)