
良寛さまと、あ・そ・ぼ!祭実行委員会は、3連休の最終日となった、敬老の日の9月19日、八幡公園、越後三条良寛の道で、「第5回良寛さまと、あ・そ・ぼ!祭」を開催、途中、大粒の雨に見舞われるというアクシデントもあったが、子ども連れを中心に多くの人でにぎわった。
合わせて、この日午前9時からは、三条八幡宮再建奉賛会(捧賢一会長)が、三条八幡宮再建事業、良寛歌碑除幕式を執り行った。
同碑は、同会が平成の大造営事業を記念して、八幡宮に深い縁のある良寛の遺墨を碑に記し、ふるさと三条が平和で豊かであることを願って建立したもの。
同碑には、「今日 食を乞うて 驟雨(しゅうう)に逢い 暫時 回避す 古祠(こし)の中 笑うべし 一瓶と一鉢と 生涯 簫灑(しょうさい)たり 破家(はか)の風」と記されている。
神事、除幕、詩吟奉納に続いて、午前10時からは、講師に良寛研究所所長の加藤僖一新潟大学名誉教授を迎え、「良寛詩碑と地震の見舞状」の演題で記念講演会が行われた。

加藤名誉教授は、「三条と良寛さんとなると、見舞状が非常に有名。当時の三条は壊滅的な状況だった」と話し始めた。
記念講演の終わった午前10時45分頃には、まさにバケツを引っくり返したような雨が降り出した。フリーマーケットで店を広げていた参加者は慌てて商品を取り込んだり、上からシートを被せたりと対応に追われ、来場者も各々近くの軒下に逃れ、雨が降り止むのを待った。
除幕式に参加した人は、「歌碑に記された通りになったね」と、突然の雨にも、どこか楽しげに話していた。
また、雨のために午前11時から予定されていた子ども神輿は中止に、良寛みこしは一時見合わせとなった。
午前11時30分には、雨も上がり、見合わせていた良寛みこしを子どもたちが担いで、八幡宮社殿を1周。大名行列も雨のために中止となり、先導役も一人となったが、「ワッショイ、ワッショイ」と威勢の良い掛け声が会場に響いた。
金山神社では、良寛茶席が設けられ、一時避難していたフリーマーケットも次々と再開し、来場者は3連休最後の1日を思い思いに楽しんでいた。
(石山)