立ち入りは怖くない
三条地域振興局健康福祉環境部環境センター長
鈴木真喜雄さん(59)
 4月1日着任。前任は佐渡地域振興局健康福祉環境部で同じく環境行政に携わってきた。佐渡勤務では「幸いにも何事もなく過ごせた」と話す鈴木センター長は、現在、1人暮らし。浦佐のアパートから高速道路を使い1時間以上かけて三条に通う。「三条に引っ越した方が楽なんだけれど、あと1年で退職なので」と笑う。

 静岡県出身で、新潟に来たのは昭和45年、新潟大学理学部に入学したとき。「卒業後、そのまま新潟に居付いてしまった」と鈴木センター長。大学では水質分析を学び、県職員になってからも下水道の水質分析などの業務を中心に行い、やがて環境行政中心に移っていった。

 県央地域の印象については、「まだ、なかなか回る時間がないので分かっていない部分があるが、佐渡に比べると面積は広くないが人口が多い印象」とし、「どちらかというと佐渡は農業や漁業が盛んだったが、こちらは燕の洋食器など、小さな事業所がたくさんある。国道を車で走ると、どこにいっても工業団地の案内が見られるのはすごいと感じた」。

 そのため、仕事についても、「まだ着任したばかりなのでなんとも言えないが、事業所への立ち入りが多そう」という感想。「今は、大企業を中心に、これまでの『お金があったらやってみよう』という環境への取り組みではなく、『生産工程の中で廃棄物を出さないようにしよう』という認識になりつつあるが、小さい事業所では配慮できていない部分があるように思う」とし、「立ち入りで見つかった問題はなかなか解決しないことが多いのだけれど、根気よく取り組んでいきたい」と話す。また、立ち入りについては、「たしかに事業所の皆さんから見れば怖がられているかもしれない。しかし、普通に環境対策に取り組んでいるところにとっては怖いものではない」と強調。「事業所では、排水や廃棄物などについて指導していく」。

 また、こちらの環境センターについては、「とにかく仕事のスピードが早い。佐渡は4人でやっていたが、こちらは正職員7人と臨時職員5人、合わせて12人。佐渡のころはほかの職員が仕事で外出してしまい、1人で留守番をすることが多く、『今すぐ来てくれ』と頼まれても対応できないことが多かった。ここではそういうことはなさそう」。

 「趣味と言えるほどの趣味はない」。休日は、地域のイベントや行事があれば顔を出して見物し楽しむ。しかし、「花見など人がたくさん集まるところはあまり好きじゃない」と鈴木センター長。「三条周辺の公園も地図でチェックしているけど、時間がないし、道もよく分からないので、これから」と話していた。
                                               (細山)
 2010年04月14日本紙掲載