中小企業の役に立つ業務体制を
新潟県信用保証協会県央支店長 弓納持政男さん(58)
 新潟県信用保証協会本店管理調整部副部長・管理総括課長から1日付で異動。

 県信用保証協会は、新潟市の本店、長岡支店、県央支店、上越支店、佐渡支店の5本支店で営業しているが、今回、県央支店に異動したことで全本支店を回ったことになり、協会では2人目という。

 昭和50年に入協。これまでには、佐渡支店長などを歴任。県央支店は今回が初めてだが、県央支店が開店する前年の平成2年には、本店の保証第3課で県央地区の主に燕市を担当。

 20年ぶりの県央地区復帰に、「以前回っていた時は、燕三条駅周辺はサティがあったくらいだった。今は、ビジネスホテルやアパート、店などが立ち並んでいる」と急成長に目を見張る。
 変化があったのは街並みだけではない。「景気は変動するもので、今は特にそうなのかもしれないが、20年前は、中小企業を回っても動きがあった。景気もよかったのだろうが、今は全体的に落ち込んでいる」と中小企業の厳しさを肌で感じている。

 それでも、「県央地区の企業は、これまでにも厳しい状況を乗り越えてきている。パワーを持っているはず」と県央地区の企業の底力に期待する。

 そして、「着任から10日しか経っていないが、いい話は聞けない。それでも、中小企業の皆さんは、企業の維持、存続、発展のためにがんばっている。私どもが、どこまでできるのかは分からないが、その企業のために、少しでもお役に立てる業務体制を構築していきたい。今までは、借りる、貸すというだけだったが、それだけでなく、出て行って、中小企業の人と一緒になってこの苦境を乗り切りたい」と話す。

 趣味は読書。読書は小説やエッセイを好み、好きな作家は司馬遼太郎。また、旅行も好きで、「たまには非日常を味合わないと」と笑う。

 観桜会開催中の上越市高田の出身。現在は、新潟市に住居を構え、妻、息子、娘の4人暮らし。
                                               (石山)
 2010年04月13日本紙掲載