五十嵐川を愛する会、すばらしい
三条地域振興局地域整備部長 高木努さん(55)
 4月1日着任。前任は県庁土木部道路管理課長。これまで道路畑を中心に活躍してきた。
 道路管理課長時代の印象に残っている仕事は、「近年の少雪暖冬の中での除雪に関する取り組み」と高木部長。「それまでは基本的に除雪業者さんには1時間当たりの単価で支払っていたため、業者さんは稼働しないと収入がなく、参入しづらかった。そこで支払制度を見直し、平成20年から、それまで緊急措置だった基本待機料制度を完全に制度化したこと。また、平成21年度から固定費の支払いを管理費のすべてと償却費の半分としたことや契約を2週間早め11月16日からにしたこと」。

 また、「道路に関して言えば、橋梁修繕計画の策定。県内の橋は50年以上経過しているものが16%から17%ある。20年後には6割を超え、一気に架け替える必要が出てくる。そこで、点検、状態の把握、対策、コスト計算の順に進め、交通量、緊急輸送道路に架かる橋かどうかなどのファクターを考慮して優先順位を選定した」とし、「また、昨年度着手し、計画策定途中で異動となってしまったが、橋以外にもトンネル、道路舗装、消雪パイプについても個々の維持管理計画を策定する仕事も印象に残る。1つの地点で各構造物間に横串を通した計画はおそらく全国初かもしれない」。

 三条地域で気になることは、「7・13水害による五十嵐川の整備はほとんど終わっているが、まだ、水害が起きたときに危険な所が市中にいくつかある。これは大きな課題。また、国道403号線バイパスの延伸も気になるところ」。

 高木部長は新潟市中央区から、「環境に優しく、電車で」通勤している。「三条地域振興局は東三条駅から近いので便がいい」。

 子どもは男子3人。うち2人は東京で学生生活をしているため、今は奥さんと3人暮らし。犬が好きでトイプードルを飼っている。「名前は『はる』。4歳のメスで誕生日は4月12日。趣味は特にないが、休日は鳥屋野潟公園に犬の散歩に行くのが楽しい。それがストレス解消」と高木部長。また、「2月の本成寺の鬼踊りが楽しみ。テレビで何度か見ている。ぜひ、機会があれば見に行きたい」。

 県央地域の印象は、「三条の金物、加茂の木工、燕の洋食器と産業に目がいく。また、弥彦神社は県内の観光拠点の1つだし、管内には国定公園が多い印象。また感心したのは、三条市民が『五十嵐川を愛する会』を作って積極的に河川維持をしているところ。これはすばらしい取り組みだと思う」と話していた。
                                                (細山)
 2010年04月16日本紙掲載