地場企業の人材支援を
中小企業大学校三条校校長 佐藤勉さん(53)
 8月1日付の発令で異動。前任は、中小企業基盤整備機構総務部人事グループ人事課長。

 昭和55年4月に地域振興整備公団に入団。新都市開発事業に多く携わり、秋田市、盛岡市、山形市などで、官民の施設誘致や住宅の分譲、家屋の移転などを手掛けてきた。また、人事グループにも長年在籍。前任の人事課長の前には人材開発課長を務めていた。

 仕事上での新潟県との関わりは、産業用地部参事時代に機構が所有する胎内市の新潟中条中核工業団地、柏崎市の柏崎フロンティアパークの広報戦略に携わった程度。

 今回、初めて赴任する新潟県について佐藤校長は、「長い広いという印象。自然が豊かで、海も山もある。いろんなスポーツができる」とし、県央地域については「産業の集積地。地場産業がしっかりしている」と印象を話す。

 そして、「しっかりしている地場産業のさらなる発展のため、関係機関と手を携えて人材支援をやっていければと思う。これまでも中小企業大学校として行ってきた、経営管理や能力開発の分野に引き続き力を入れたい」と地場産業の人材開発の役割を担う決意。

 出身は山形県鶴岡市。「東京に出るには新潟県を通らないと行けない。山形からだと、その半分は新潟を走っている。だから『長い広い』。出身が隣接県でもあり非常に親近感は持っている」と、仕事では新潟県との関わりは少なかったが、プライベートでは何度も足を運んでいる。

 20代の頃にはスキーに熱を上げ、シーズンには月に2、3回、東京から苗場や越後湯沢に通った。「当時は関越道もなく、5、6時間かかった」と当時を振り返る。

 現在の趣味は、10年ほど前から始めた登山。2000メートルを超える山も登るなど本格的。それまでは、まったくの未経験だったが、すでに100名山のうち3分の2は踏破。「新潟には、まだ登っていない山も多い。新潟にいるうちに、登れるだけ登りたい」と笑う。
                                                (石山)
 2010年08月18日本紙掲載