県内初の女性支店長
ろうきん燕支店 夏井麻由美さん
 12日、春の人事異動で新潟県燕市井土巻、新潟県労働金庫燕支店の新支店長に夏井麻由美さんが就任。新潟県労働金庫では59年目にして初の女性支店長となった。

 夏井さんは平成4年から3年あまり同支店に勤務していたことがあり、今回で2回目。直近では長岡北支店の次長として渉外を統括しており、初の支店長就任。「重責は重責だが、普段通りにお客様と向き合っていきたい」と笑顔で話す。

 まだまだ支店長になったばかり「まだ何も分からない」としながらも将来のビジョンは持っている。「コミュニケーションを大事にしたい。風通しの良い職場環境を作れればいい。私たちのお客様は組合員などの地域で働いている人。その方たちのお役に立てれば。とはいえ、今は決算でバタバタしているところ。決算が終わり4月の後半になったら取り組みたいアイデアはいくつかあります。まだ具体的に言える段階ではないですけれども」。

 すでに実施している「夜間ローン相談会」や「休日ローン相談会」などについても積極的に取り組んでいく。

 夏井さんは話す。「労金は組合員にも知られていないことが多い」。その1つがATM引き出し利用手数料について。「翌月の25日には手数料がキャッシュバックされるんですよ。だから手数料は実質無料。ほかの金融機関と違い、宣伝がへたなので知られていないのだけれど。そういった部分も含めて分かっていただく努力を工夫していきたい」。

 見附市在住。長岡生まれで結婚後見附市に。家族は夫と高校3年の長女、高校1年の長男。

 趣味といえるものはないが「自転車が好きです。長岡北支店では、10キロの距離を自転車で通勤していました。また、時間があれば乗りたい」と夏井さん。

 燕支店の管内は合併後に変化した。最初に赴任してきたときは、旧燕市と旧分水町、そして寺泊町。旧吉田町は巻支店の管内だった。合併後は新市全域が管内となった。

 燕市の印象について夏井さんは、とくに燕三条駅周辺を指し、「これから栄えるイメージ。新しいおうちも多いな、と思う」。さらに前回の赴任時と比較し「県央大橋ができたことにも驚いた」。また、「あのころは燕といえば洋食器の町だったので、異動のときに小林工業の洋食器セットを買いました」。

 最後に夏井さんは「おいらん道中が中止になったのが残念。見たことがなかったので、『今回こそは』と思っていただけに」と残念がっていた。  
                                             (細山)
 2011年04月20日本紙掲載