三条エコノミークラブ女性初会員
三条市南四日町三 (株)三条害虫 小林裕加子さん
 新潟県三条市南四日町三、(株)三条害虫(小林敬八郎代表取締役)の取締役小林裕加子さんが、創立50周年を迎えた三条エコノミークラブ(野崎喜嗣会長)に入会。50年の歴史の中で、初の女性会員が誕生した。

 看護師だった裕加子さんは、昨年5月に同社に入社した。入社理由については、父である小林代表取締役が「歳をとってきて、社員も抱えているなかで、後継者がいないことで不安にさせていた。親孝行と言うのは大げさだが、自分のできることから、お手伝いできればいいかなと思ったのがきっかけ」と話す。現在は、事務経理を行いながら経営に携わっている。

 裕加子さんは「看護師の時とは、すべてが違う。数字と日々格闘している。1年経って、ようやく目が慣れて来た」と笑って話し「衛生管理という部分では、看護師の経験や知識を少しでも、生かせたらいい」と看護師の経験を前向きに受け止めている。

 環境が変わったことで「病院にいた時には、利益を考えたりすることはなかったが、今では町を歩いていても、いろんなものが気になるようになった」と、生活の中でも変化を感じている。

 小林代表取締役からは「日々注意されてばかり。今は、認めてもらえないことも多いが、いつか認めてもらえるようになりたい」と話す。

 今後の目標について「世代間の融合。社員がより働きやすい環境になるように、努力していきたい」と力強く語った。

 同クラブに入会した経緯を「父の勧めもあったが、自分自身も興味があった。地元企業のあり方や、経済、経営については分からないことが多いので、学ぶことがたくさんあると思った」と話す。

 女性初の会員となったことについては「私が入ることで、逆に迷惑がかからないか心配だった。歴史を変えてしまう」と冗談交じりに話しながらも、同クラブの印象を「皆さん気さくな紳士。優しく受け入れてくれた。悩みを分かち合うことで、これから親睦を深めていきたい」と話し、今後の活動に意欲をのぞかせた。     
                                                (間)
 2011年06月11日本紙掲載