
新潟県三条市の諏訪2丁目自治会(坂井柾之会長・97世帯)の坂井会長と市川正敏副会長は、17日午後1時半に、三条市総合福祉センター内、(福)三条市社会福祉協議会(坪井正康会長)を訪れ、中越沖地震の被災地への義援金として12万8200円を寄付した。
この義援金は、坂井会長が地震の直後、諏訪団地の有志と相談し、7月末の自治会の班長会議に諮り、住民に協力を呼びかけたもの。3年前の中越地震に続いて2回目の義援金募集活動になった。

坂井会長は、「7・13水害の時、全国各地の多くの人から、物心両面にわたり、援助の手を差し延べていただき、涙が出るほどありがたかった。感謝の気持ちは今でも忘れられない。その気持ちを分かりやすく住民の皆さんに伝えたくて、『鶴の恩返し』の絵を印刷した義援金を募集する封筒を作った」と、同社会福祉協議会の岩本直久事務局長に手渡すと、岩本事務局長は、「皆さんの気持ちが伝わる立派な封筒。私には、こういうものは作れない」と感心していた。
この義援金の中には、団地に住む80歳の女性が、1円玉や5円玉、10円玉を毎日コツコツ貯めた2400円も含まれていて、市川副会長は、「これが住民の気持ちを一番よく表している」と説明。
岩本事務局長は、「県の共同募金を通じて、被災地の皆さんに届け、大切に使わせていただきます」と感謝した。
坂井会長は、「『鶴の恩返し』が象徴するように、7・13水害の時、1軒当たり100万円単位の援助を受けた世帯もあった。そのため、1000円、2000円は出せない義援金じゃない。これが起爆剤になって、三条市に市としても被災地の皆さんへの救援活動に本腰を入れてもらえたら」と、期待を寄せていた。
(阿部)
