地域福祉の充実で役に立つ法人目指す
吉田福祉会、細貝好美新理事長
 社会福祉法人吉田福祉会は、滝本純子前理事長の退任を受け、7日の総会で、前燕市生涯学習課長の細貝好美氏を新理事長に選任した。

 同福祉会では、法人設立以来、初めての理事長交代となる。

 細貝理事長は、旧吉田町職員時代に保健福祉課長、合併後は高齢福祉課長と福祉行政に携わってきた。同時に、同福祉会とは、昭和63年ころに同福祉会施設「太陽の園」の建設に関わるなど、法人設立当初から接点があった。

 細貝理事長は、就任した感想を、「3月に退職してすぐに、理事を経ずに理事長になるとは思わなかった。4月に入って、話があったとき、いろいろな関わりがあった中で、理事であればなんとか、お手伝いさせていただけるかなと。申し出を断り続けるわけにはいかなかった。とはいえ、理事長となると、さすがに手伝いどころではないな、と。行政の側では机上のものであったが、これからは現場で貢献することを考えていかなければならない」と話す。

 また、今後、目指す方向性について、「私が行政の側から関わっていた時代は、老人福祉1本だったが、現在、福祉に求められているものはそうではない。3障害への対応などを視野に入れた、福祉全体との関わりが重要。制度の変更などを見ながら、地域福祉の充実という部分で役に立つ法人を目指していきたい」と細貝理事長。福祉の現場で深刻な問題となっている離職率問題については「職員のやる気を出してあげられる環境づくりが大切。どの職種でもそうだが、どうすればよいか今後、考えていく」とした。

 16日に竣工式を行う障害者向け就労支援事業施設「あったかハート」については、「老人施設1本ではなく、地域福祉の一環。とにかく3障害は難しい。やってみないと分からない部分も多い。どれだけできるか。具体的にはこれから」。     
                                               (細山)
 2010年06月10日本紙掲載