教養娯楽大きく低下
新潟県県央3市の消費者物価指数
 新潟県の県央3市(三条市・燕市・加茂市)の平成13年平均の消費者物価指数は、12年を100とした場合、三条市は99・3、加茂市は98・8、燕市は99・2で、いずれもマイナスとなった。3年連続の下落でデフレ傾向が続いている。

 平均数値が下がった要因は、3市ともに教養娯楽用耐久財の下落が大きい。不況が長引く中で市民の財布の紐がますます固くなり、消費を促すために値下げが続いている結果とみられる。

 消費者物価指数とは、家計の消費者構造を一定のものに固定し、これにかかった費用が物価の変動により、どの程度変わるかを数値で示すもの。農林魚家世帯、単身世帯を除く消費者世帯の商品とサービスの価格を総合し、測定している。

 3市の消費者物価指数は、県がまとめたもの。

 教養娯楽の指数は、三条市が97・9、加茂市は95・1、燕市は95・2だった。このうち、三条市では耐久財のほか、ゴルフプレー料金やゴルフ練習料金を含む教養娯楽サービスが1・8%下落した。

 教養娯楽以外では、3市の状況は同様の傾向を示しているが、光熱・水道は、三条市が水道料金値上げの実施で、100・1となったのに対し、加茂市、燕市はともに99・9だった。

 また、住居は三条市が101・0、加茂市が98・5、燕市が103・3と加茂市のみが下落した。

 食料は三条市が99・1、加茂市が99・7、燕市が99・3だった。生鮮魚介、生鮮野菜は上昇したが、酒類、菓子類などが下落したため。

 保健医療は三条市が99・7、加茂市が99・0、燕市が99・1。三条市では診療代の値上がりなどで医療保健サービスは2・7%上昇したが、用品・器具が7・4%、医薬品が1・1%下落した。

 交通・通信は三条市が98・7、加茂市が99・5、燕市が99・4。固定電話、携帯電話料金の値下げで通信関係が下がった。

 3市ともに、物価が上昇したのは、教育、諸雑費。

 教育は、三条市が101・3、加茂市が101・4、燕市が101・7で、教科書・学習参考書、補習教育がそれぞれ上昇。

 諸雑費は、三条市が101・5、加茂市が100・3、燕市が100・8だった。

 なお、全国平均、県平均の総合はともに99・3だった。
                                                (重藤)