地場産業ってすごいね!
三条市立第一中1年生
体験学習で五十嵐刃物工業見学
新潟県三条市立第一中学校(酒井勝吉校長・生徒数640人)は、10月10日、全学年一斉に体験学習を実施。5人の1年生が、三条市金子新田工場団地、五十嵐刃物工業鰍見学し、五十嵐孫六代表取締役から刃物について話を聞いた。
同校は、数年前から、「進路を考えることは生き方を見つめること。将来を考えた場合、いろいろな体験をした方がいい」との考えから、体験学習を実施している。1年生は市内の地場産業、2年生は新潟、長岡、与板など広範囲での産業、3年生は希望する高校を見学した。1年生は、三条市、栄町の27事業所に、40班に分かれて回った。
この日、午前9時半から、1年4組(小林由美担任)の男子2人、女子3人が同社を訪れ、工場内を見学、その後、五十嵐社長から刃物についての説明を受けた。
同社が体験学習の生徒を受け入れるのは、今回が2回目。
中学生は、日ごろ使ったことのない大きな園芸鋏に苦戦しながら、実際に枝を切ってみるなどした。
質問では、従業員数や労働時間、年間売上などを質問。「この職業について良かったこと、嫌だった、大変だったことは」との質問に、五十嵐社長は「いいことは、自分のイマジネーションでいろいろなものができること。嫌なことは、私が楽天家だからかも知れないが、あまりない。苦しいのも、楽しいのも同じ人生なら、楽しい方がいい。常に前向きな姿勢で臨み、苦しいこともあるんだろうけど、そう考えないようにしています」と答えた。
「私たちに進路などについてのアドバイスを」と求められ、「目標を持って前向きに進んでほしい。人生は挫折の繰り返しだが、信念を持って行動すれば必ず道が開ける。人はアドバイスしてくれるけど、最終決断を下すのは自分。良心と自然、両親や友だちなどの第三者に迷惑をかけないように、いろんなことにチャレンジしてください」とエールを送った。
中学生は、「工場とかがすごかった」、「もっと鍛冶職人みたいな雰囲気を想像していたので、全然違った」など、感想を述べていた。
(廣川)