組合員積極参加で負けない地域に
三条工業会組合10周年記念式典
新潟県三条市の(協)三条工業会(斎藤弘文理事長・組合員505事業所)は、10月29日午後3時から、三条・燕地域リサーチコアで、設立10周年記念式典を挙行し、厳しい現状を打破する組合として、今後も発展していくことを誓った。
同組合は、昭和39年に任意団体として設立し、工業製品の振興のための活動を行ってきたが、より発展的な事業展開を行うために平成4年に協同組合として設立し、現在に至っている。
式典には、来賓、組合員など合わせて200人ほどが出席した。
斎藤理事長は、式辞で「協同組合として設立してから、業種17部門と、組合内ですべての工程を完結できるほど。また、設立5年目には組合事務所を開設し、組織の体制をより整えてきた。そして、近年のIT化に合わせ、組合員の加工品、設備のデータベースをホームページ上で公開し、PRに努めているとともに、現在、さらに一歩進めてイントラネットの構築に挑んでいる。情報伝達の手段が、よりスピーディーで低コスト化している中で、電話は電話機がなければ使えないように、電子メールはそれを見る手段がなければならない。組合員のみなさん、どうかIT化の波に逆らわず、乗り遅れないようにしてほしい。今後も、みなさんの積極的な参加をいただき、競争に負けない地域、組合としたい」と述べた。
続いて、協同組合化する際に高速道路共同利用の仕組みや組合事務所員の派遣などで協力した三条信用金庫に感謝状が贈られ、杉野良介理事長が「工業会の高速道路の利用は、年間2億5000万円、払い戻しは5000万円にもなる。その手続きは私どもに任せていただいていることに、感謝しています。これからもできる限りの協力をしていきたい」と述べた。
来賓祝辞では、県知事代理の高橋豊産業労働部長、高橋一夫市長、渡辺勝利商工会議所会頭が、それぞれ、工業会の今後の発展に期待した。
また、10周年事業として行ったシンボルマークの発表、インターネットバザール「インダスクラブ」の紹介が行われた。
シンボルマークは、広く全国から案を公募したもので、大学機関などからの応援も得て、審査委員会で選考したもの。215点の応募作品のうち、最優秀賞に選ばれたのは、大阪市、オー・グラフィックスデザインルーム代表の小倉栄二さんの作品で、三条工業会の「三」「条」「工」を組み合わせ、黒で表現したもの。「伝統と信頼、熟練の技などを意味し、ゆるぎない自信を表すためにインパクトの強い、黒で表現した」と紹介された。
10月25日から11月5日の期間限定で開設しているインダスクラブの紹介では、渡辺会頭が実際にゴルフボールストッカーを購入しPR。担当委員長の木宮隆副理事長は「最終的には、組合員の福利厚生事業として展開できれば」とした。
式典は、1時間ほどで終了。引き続いての記念講演会では、演芸プロデューサーの大友一平さんが「心の栄養ユーモア弐専弐念〜商売繁盛の秘訣〜」のテーマで話し、終了後、会場を移して、祝賀会が行われた。
(重藤)