三条市議会 2議席減の条例案可決
来年統一地方選から 年間1400万円の削減
 新潟県三条市議会は、9月30日午前10時からの本会議で、市議会議員の定数を2議席減らし、26議席とする条例案を賛成多数で可決した。

26議席案の採決 三条市議会議員定数条例は、2003年1月1日以降に告示される一般選挙からの施行で、現在の予定では、来年4月の統一地方選からとなる。

 2議席減で、議員一人あたりの人口は、3070人か3306人に増えるものの、年間1400万円ほど経費が削減できるという。

 条例案は議員発案により、現在の28議席から2議席削減する案と、現状維持として制定する2案が提案された。現状維持は共産党議員団の提案で、2議席削減は、共産以外の会派代表者と無所属議員の連名。

 提案理由の説明では、共産党の西沢慶一議員が、現状維持とすることについて「行政に対する住民の代表としての機能が低下する。議員一人あたりの人口が、柏崎市、新発田市よりも多い3306人となり民意が反映されにくくなる。2議席削減だと、現在の常任委員会の1委員会あたり7人から、さらに減り、委員会が成り立たない。また、3委員会にすることについては、全国の類似都市、人口同規模市をみても、大勢は4委員会」と述べた。

 26議席の提案は、村上幸一委員が「議員定数調査特別委員会では、ほとんどの委員が、2議席減だった。市民感情、財政問題、類似都市の平均議席が25・9。執行機関に襟を正すためにも、少数精鋭で市民の付託に応えていこうというもの」と説明。

 討論では、高橋誉議員が現状維持に賛成の立場で、清水昭治議員と田中寿議員が2議席減に賛成の立場で、それぞれ主張し、賛同を求めた。

 採決は、いずれも起立採決で行われ、現状維持の条例案については、賛成少数で否決、2議席減は、賛成多数で可決した。

 なお、この日は9月定例会の最終日で、理事者側の提案した議案、認定案件などを可決・認定した。

 その他に、議員発案として「拉致事件の真相究明を求める意見書の提出について」を全会一致で可決し、衆参院両議長、内閣総理大臣、外務大臣、警察庁長官に送付することにした。                                         (重藤)