現職の佐藤寿一村長3期目へ
下田村 前回に引き続き無投票当選
任期満了に伴う新潟県下田村村長選挙が、11月19日告示され、現職の佐藤寿一村長が無投票で当選し、3期目の村政を担うことが決まった。
無投票当選を果たした佐藤村長は、「身の引き締まる思い。3期目は非常に大切な時期なので、初心に帰って心を引き締めながら諸政策を実行していきたい」と、気持ちを新たにした。
佐藤陣営は、前回と同様、下田村荻堀、旧橋本屋に選挙事務所を構えた。
午前8時、同事務所で、下田村鹿峠、神明神社の南雲正仁宮司による必勝祈願祭と、出陣式を執り行い、来賓や後援会員、支持者など、100人ほどが集まった。
玉串奉奠は、佐藤村長夫妻をはじめ、皆川義雄佐藤寿一後援会最高顧問、西潟一雄後援会副会長、三条、加茂、田上、栄、中之島の各首長ら14人が行った。
出陣式の必勝祈願ダルマの目入れでは、佐藤村長、皆川最高顧問、西潟副会長、五十嵐一郎村議会議員代表、渡辺定一青壮年部長が左目に、大きな目玉を入れた。
祝電披露、必勝祈願の乾杯後、下田村荻堀、ホームセンタームサシ下田店の駐車場で第一声を挙げた。
応援演説では、吉田盛之助後援会会長、皆川最高顧問、桜井新参議院議員秘書の小根山忠さん、佐藤元彦県議、樋山粂男中之島町長、高橋一夫三条市長、小池清彦加茂市長があいさつした。
吉田会長は、「佐藤村長は、村民の一番大事な健康を挙げながら、観光や憩いを交えた奥地開発を行ってきた。今後も、県央地域の合併、奥地のへき地対策など、山積した課題に村民一致で向かわなければならない。選挙は水物で、残された時間でほかの候補が出るか分からないが、無投票で再選すべく必勝を願う」とあいさつ。
皆川最高顧問も「今、下田村は難しい時期を迎えている。借金が増え、村民の要求が増える中での舵取りは大変で、今後はもっと大変だろう。さまざまなことについて議論することは重要だが、決まったことに対しては、団結して協力してほしい」と支援を求めた。
高橋三条市長は、「佐藤村長は、政治的センスと経営手腕を兼ね備えた人。これは県央の宝。佐藤村政の3期目がきょうからスタートすることを確信している」とし、小池加茂市長も「村長は違うと言われるが、下田村ははたから見ると、近隣市町村の中で一番裕福。その中で豊かな村政が展開されることは素晴らしい。3期目を目指されることは、下田にとって、さらには周辺にとっても幸せなこと」と激励した。
佐藤村長は、「8年間村政を担当し、いろいろな苦難の道もあったが、村民らから理解を得て、一定の評価を得たと自負している。これから大変な時代を迎え、今後、下田村がどうあるべきか、下田の特性を生かしながら、ここにいる皆さん、来てくれる皆さんに素晴らしいと思われる村づくりをしたい。村民の話を聞くとニーズはたくさんある。まずは環境整備。下水道を進めているが、合併しても進めていく。交通網は、これから八十里越ができるが、通り道になってはいけない。皆さんが安心して暮せる道づくりが必要」とした。
少子高齢化について、「今まで診療所、老健、特養と整備を進めてきたが、在宅介護にも力を入れ、福祉の充実を図りたい。また、若者の定住促進も私の役目だと思っている」と話す。
市町村合併については、「最重要課題」とし、「時代の流れを的確にとらえながら、21世紀を展望し、下田のあるべき姿を議論しながら、間違いのない道を探りたい」と述べた。
最後に、「重責はあるが、皆さんの支援の中で、村政を見直してもらえるよう頑張りたい」と決意を述べ、協力を求めた。
その後、8か所で街頭演説を行った。
選挙管理事務所の受付が終了する午後5時が近づくと、事務所に待機していた後援会のメンバーが、待ちきれずに数分前に電話をし、つないだまま、午後5時を迎え、無投票当選を確認した。
当選後、佐藤村長は、事務所内にいる支援者らと握手や万歳などをして、当選を祝った。
佐藤村長は、無投票当選について、「運が良かったのではないか。今まで、住民との対話を大切にし、さまざまな要望を聞き、できることは行い、できないことはきちんと説明し、理解を得てきたことの一つでは」と笑い、「今後は、公約に挙げたことを実行していきたい」と早くも意欲を燃やしている。
午後6時から、下田村荻堀、橋本屋に場所を移し、下田村長選挙当選報告会を行った。
なお、下田村の有権者数は、18日現在、男4445人、女4779人の計9224人。
(廣川)