法人格取得支援要望
三条市ともしび会 市長前向き返答
新潟県三条市ともしび会(名古屋順次会長)は、11月25日、市に社会福祉法人格を取得し、小規模授産施設とするための支援などを要望した。
同会は、昭和45年に設立されて以来、「心の病の回復途上にある人が集まり、簡単な作業を通して癒す場」として、三条市精神障害者支援センター・ふれあいセンター青空で活動し、市内企業からの受注に答えるほか、独自の製品も作っている。現在27人が通所している。
この日、午前9時半に名古屋会長をはじめ、スタッフ、メンバーとその家族20人ほどが来庁し、高橋一夫市長に(1)ふれあいセンター青空に専門職の精神保健福祉士を配置(2)社会福祉法人格をとり、小規模授産施設にするための協力、支援(3)ふれあいセンター青空の建物を無償譲渡の3項目を、585人分の署名簿を添えて要望した。
法人格を取得し、センターを設立させるために必要な額1000万円に対し、基金が538万円余であることも報告した。
また、メンバーが日頃の作業で作っている、手芸品の弁当袋、桐製のまな板、廃油せっけん、農業体験交流センターのオーナー農園で育てた「ともしび」の文字の入ったリンゴ、文集を、高橋市長にプレゼント。
受け取った高橋市長は「市長になってから、多くの陳情は受けたが、プレゼントをもらったのは初めて。今、弁当を持って来ているので、さっそく使わせてもらいます。先日のひとひとフォーラムの講演では、男も自立するようにということだったので、まな板、せっけんも使います」と喜び、要望に対しては「プレゼントをもらったからではないが、福祉士や建物、法人格取得などの活動に努力したい。三条市が住みよいかどうか、みなさんの住みよさがバロメーターであると思っているので、住んでよかったと思われるようにしたい」と前向きに答えた。
また、高橋市長は「みなさんが外に出る場があった方がよいのでは」と、市役所の食堂で作業所メンバーが働くことを提案。名古屋会長は「他の地域では食堂を設けているところもあり、メンバーに調理師免許を持っている人もいるので、是非させてもらいたい」と答えた。
(重藤)