職員給与減額 全会一致
三条市議会 12月定例会閉会
新潟県三条市議会は、12月18日午前10時から、12月定例会の本会議を開き、上程の議案すべてを全会一致で可決。職員給与の減額補正などの追加議案も全会一致で可決し、12月定例会は閉会した。
職員給与の減額は、人事院勧告に基づくもので、平成15年1月1日から実施される。
平均引き下げ率は2.0%で、実施後の平均給与月額は6758円減額の33万9118円となる。
三条市では、今年度、予算の財源を捻出するために職員給与の2.5%カットを実施しており、三条市職員労働組合は、人事院勧告実施による給与削減の上積みに反対して、法律により権利が認められていないストライキを1時間実施しているが、理事者側は削減する方針を変えず、今回の提案となった。
引き下げにより、8891万3000円の減額補正を提案しているが、補正予算全体としては、20人分の退職手当4億5108万7000円などが加わるため、3億1008万6000円の増額となる。
質疑では、高橋誉議員の「マイナス勧告の実施で県内の消費の落ち込みは250億円以上という。三条市の場合は、2.5%の削減を継続するのはなぜか。組合側は、2.5%の削減は14年度予算編成の不足額2億円のうち1億円を充てるための臨時的措置として合意したとしている。勧告分の削減だけで1億円以上になるとしている。なぜ職員労働組合の要求を拒否したのか」との質問に、高橋市長は「2.5%の削減は組合が協力していくと妥結したもの。妥結した際に、人事院勧告は尊重するとしているので、勧告を尊重している」と答えた。
さらに高橋議員は「職員給与の削減で、市内経済への影響をどう考えるか」と質問。
高橋市長は「経済は、給与を上げたからよくなるというようなものではないと思っている」と答えた。
討論はなく、全会一致で可決した。
議員発案では、改選後の来年5月から常任委員会を現在の4委員会から3委員会に変更する条例改正案が提出され、全会一致で可決した。改選後の議員定数が現在の28議席から26議席に削減されるため、4委員会では1委員会あたりの委員数が減少することを受けての改正。
なお、各委員会に付託され、すべて採択となっていた請願「基礎年金の国庫負担割合引き上げを求める請願」、「WTO農業交渉等に関する請願」、「パートタイム労働に関する条約の早期批准を求める請願」、「パート労働者及び有期契約労働者の労働条件整備等を求める請願」は、委員長報告の通り採択することにした。
(重藤)
