インターハイ3位 三条工業高校山岳部
伝統の底力発揮
第46回全国高等学校総合体育大会登山大会で見事3位の入賞を果たした、三条工業高校山岳部の生徒が、8月7日、同校を訪れ、佐藤彬校長に結果を報告した。
茨城県での大会を終え、前日に戻ってきたばかりだったが、さわやかな表情で、大会の様子などを伝えていた。
この日午前9時、大会に出場した、3年生、阪内優也君、2年生、森田豊君、同平田一也君、同長谷川拓君の4人が校長室に。
チームリーダーの森田君は「雷雨だったけれど、チームがまとまって楽しくできた。大会前のOBの活が効きました。OBの皆さん、先生に感謝します」と報告。
佐藤校長は「毎日の部活動による、努力のたまもの。一人ひとりの意識、行動が実った結果」と、健闘を称えた。
大会は、茨城県阿武隈山地、久慈山地を会場に、2日から6日まで開催された。競技内容は、4人が一つのパーティーとして行動する中で審査される、体力、歩行、設営撤収などと、一人ずつ分担して行う、自然観察、気象、救急など10項目。
2日、3日は雷雨にたたられる悪天候で、特に3日は避難命令も出たほど。
しかし過去の大会でも、悪天候をものともせず、上位の成績を残してきた実力のあるチーム。
1位の山口県防府高等学校にわずか0・6ポイント差、92・1ポイントで3位の成績を収めた。
3年生一人、2年生三人の若いチームながら、三条実業高校の時代から受け継がれてきた、伝統ある山岳部の底力を発揮した結果となった。
宇佐美博康監督は「経験がないので、大会の雰囲気にのまれてしまうのではないかと不安に思っていました。ところが、大会が始まると緊張どころか雰囲気になじみ、全員大きく成長しました」
同大会の審査副委員長を務めた吉田光二顧問も、「他校の先生から、三条工業高校の生徒は雰囲気がいいね、見ていて気分が良かったと言われ、入賞と同じくらいうれしかったですね」と、生徒の頑張りを評価した。
チームの大黒柱として、2年生をサポートした阪内君は「みんながまとまって歩き通すことが目標だった。悔いはありません」と3年の夏を締めくくった。
お盆明けには、北アルプスで夏山合宿を行う。
吉田顧問は「今回の成績は心にしまって、新たな準備に入ります。今回の経験を後輩に伝えていってほしい」と、ひと回り大きくなった生徒に期待を寄せていた。
(斎藤)