燕市の中高生 米国・シェボイガン市から帰国
後にする時、全員涙
 燕市は、このほど姉妹都市のアメリカ・ウィスコンシン州シェボイガン市へ教育交流として派遣した、中学生、高校生の親善視察団の帰国を受け、8月19日、燕市役所で、解団式と帰国報告会を開いた。

 中学校2年生から高校2年生までの16人は、「言葉や絵に表せない思い出ができた」、「コミュニケーションの輪を広げたい」など、アメリカで過ごした12日間の経験を笑顔で報告した。

 シェボイガン市との親善交流は、平成8年に両市が姉妹都市提携を結んで以来続けている。

 燕市からは毎年、シェボイガン市からは1年置きに視察団を互いに派遣しているもので、燕市も来年からは1年置きの実施となる。

 今年で7回目の燕市青少年姉妹都市親善使節団は、8月5日から16日までの12日間の日程で行われた。

 一行は、燕中学校の布施百合子教諭を団長に引率2人、団員16人の合わせて18人。

 布施団長は「アメリカ最後の日はシカゴに1泊しましたが、子供たちは『もう1泊シェボイガンにホームステイしたい』とステイ先のファミリーと離れ難い様子でした。今回の体験をもとに、これから世界の文化、日本の文化を学び、生かすことが大切」と振り返った。

 全員で警察署、消防署、劇場、チョコレートメーカー、ホームステイ先の子供が通う学校を見学したほか、ステイ先のファミリーと釣りに出かけたり、野球の観戦もした。

 団員は「みんなとても親切だった」、「困るようなことはほとんどなかった」と、良い思い出ばかりだったようで、「シェボイガン市を後にする時は、全員、涙。燕市の家族でなく、シェボイガンのファミリーに対してホームシックにかかったという声も聞かれたほど」といったエピソードも発表された。

 団員を代表して、燕高校2年、増田勝幸さんが「充実した生活を過ごすことができた。帰国後身に付いたのは、向上心、希望、自信」、燕中学校3年生、霜鳥友莉恵さんが「慣れない英語も話すうちに楽しくなった。2週間で新しい可能性の道を見つけられた」と、それぞれ笑顔で成果を報告した。

 団員の報告を聞いた高橋甚一市長は「今回の体験が一生を通じて、皆さんの財産になったと思う。世界の人々と勉強し、より交流を深めてほしい」、大山治郎市議会議長は「皆さんが得た勇気と感動が人生の宝となった。これから力強く歩んでほしい」と、無事の帰国を喜び、ひと回り大きくなった団員の活躍に期待を寄せた。
                                                (斎藤)