副会頭に燕振興工業社長 小柳孝礼氏
燕商工会議所臨時議員総会で承認
燕商工会議所(高橋作衛会頭)は、8月20日午後4時から、燕市白山町三、萬会館で臨時議員総会を開き、6月から欠員となっていた副会頭に、小柳孝礼燕振興工業(株)社長(51)の就任を決めた。
小柳新副会頭は平成2年に同会議所議員、翌年から常議員を務めている。現在は、同会議所産業経済委員会の委員長、日本商工会議所の地域産業空洞化問題特別委員会の委員でもある。
同会議所が定めた副会頭の定員は3人。今年6月、吉原祐前副会頭が退任後、各委員会や部会で候補者の選定を進めてきた。
高橋会頭は選任の理由を「会議所活動では日商の特別委員会に参画しているほか、委員会の活動にも尽力している。また、燕市経済再生戦略会議海外部会の部会長や燕地区産業デザイン研究会の会長など、多方面でも活躍。その活躍を、ぜひ商工会議所の運営にも役立ててほしい」とした。
理事らの承認を得た小柳副会頭は「すさまじい高度情報化社会。グローバル化の進展で、日本全国が大変な時期を迎えており、燕産地も急激に浸透している。変革の時代に、及ばずながら一端を担うこととなった。皆さんからよい知恵を出してもらい、協力しながら、よい会議所にしたい」と就任の抱負を述べた。
任期は8月20日から前会頭の残任期間となる、平成16年10月31日まで。
副会頭が決まり、役員体制が整った。
高橋会頭は「景気は夏の暑さも感じられず、春も来たのか分からないほど。肝心の小泉総理は構造改革も中途半端。景気回復はなきに等しい様相。株は安くなり円は高くなる。頼みのアメリカの景気もぱっとせず、景気の回復は見られない。産地では倒産がほとんどなく、地域事業所は頑張っている。対中国問題にしても、中国に行く者、日本に残る者、共生の分野を進む者という、それぞれの動きに心強さを感じる。産地は大転換期を迎えている。差別化を図ることが競争力となる。得意技は何かを認識し、推進していくことが肝心。地域間競争も激しくなる。製販合わせ持つ燕産地の特徴を生かさなくてはならない。これからは、互いが技術を持ち寄り加工することが発展につながるのではないか。すでに、その方向に確実に動いていると思う。ノウハウを生かし、後世に伝える仕事が行政や商工会議所の役目」と、産地の現況を分析し、積極的な会議所活動の必要性を求めた。
(斎藤)