北越物産 新たに住宅関連事業
大じばさん展でPR
 農業機械、資材の開発・製造販売を行う、新潟県燕市物流センター二、北越物産梶i浅野智行社長)は、このほど住宅関連の新しい事業部を立ち上げた。

 電気式床暖房システム「スーパープラヒート」の県内総販売店となったもので、今月下旬、県央地場産センターで開かれる大じばさん展に出展し、PRに努める。

 新事業部の名称は「プラヒート事業部」。8月20日から業務を開始した。

 同社の浅野金六会長が、事業部発足の準備から立ち上げ、軌道に乗せるべく陣頭指揮を取っている。

「スーパープラヒート」床暖房 同社が取り扱うのは、ミサト(株)(本社・埼玉県)が開発・製造した、電気式床暖房システム「スーパープラヒート」。施設用の既存商品「プラヒート」を、家庭用に開発したもの。

 商品の特徴は、熱源が電熱シートである点。

 一般的な床暖房システムのガス温水式と比べ、「ガス漏れや水漏れの心配がなく、耐久性にも優れている。工事費、利用料金も安い」とアピールする。

 1972(昭和47)年の冬季オリンピック札幌大会で、聖火台の融雪、貴賓室の床暖房に採用され、注目を集めた。

 それをきっかけに品質、機能性が認知され、業務用へと進出。店舗、ビル、公共施設の分野で幅広く用いられてきた。

 また、阪神淡路大震災では、蓄熱式の効果で「停電の最中でも温かった」と話題に。今年正月、皇居で執り行われた一般参賀の際にも長和殿の床暖房として使われた。

 県内でも学校、病院、社会福祉施設などの床暖房をはじめ、屋根の融雪やロードヒーティングに使用されている。

浴室暖房機「あせぽた」 それまで売り込みが弱く、認知度の低かった一般家庭向けに提案しようと、商品の企画、販売を扱うスーパープラヒート(株)(本社・東京都品川区)を設立。同社が、新潟県の総販売店として契約を結んだもの。

 発表の場として、21日から23日までの3日間、県央地場産センターで開催される、大じばさん展を選んだ。

 会場では「スーパープラヒート」のほか、浴室暖房機「あせぽた」も紹介。

あせぽたは、家庭の浴室の天井に取り付けるだけで体の芯から温める遠赤外線低温サウナになるという商品。暖房、乾燥機能も備えている。

 浅野会長は「健康志向の住宅に着目し、異業種に進出することになった。明るい話題は少ないが、前向きにやっていきたい」と張り切っている。

 問い合わせは、同社プラヒート事業部(TEL63・9193)へ。
                                                (斎藤)