土物の魅力伝えたい
三条市東裏館1 うつわや風花
2002年9月16日にオープンした、新潟県三条市東裏館1、吉田ビル1階のうつわや「風花(かざはな)」(目黒真恵さん経営)は、和風の陶器などの販売だけでなく、陶芸教室も行っているお店。
土物(つちもの)に魅せられた目黒さんが、身近にそういったものを取り扱い、気軽に見ることができるような店がなかったため、自分で始めた。
店内は、陶器だけでなく、漆塗りや琉球ガラスなど、目黒さん自身が「いい」と感じたものが並んでいる。器の種類も、カップや湯飲み、皿、花器など幅広く、それらに付随したランチョンマットやコースター、箸などの小物も扱っている。
店内中央に設置されたテーブルは、取り壊された蔵の扉を使ったもので、店の雰囲気と調和している。
特に作家などにもこだわらず、日常の中で使えるものを中心に揃えており、値段もリーズナブル。
「値段の『高いものをおいてほしい』という声もあるが、陶器は使うほどなじんでくるものなので、求めやすい値段のものにしています。せとものなどというと、高いものばかりを扱っているように思われ、敬遠されがちですが、気軽に見て楽しんでほしいですね」と話す。
陶芸教室は、店内の奥に場所を設けており、粘土をこねて作り上げるもので、通年と体験の2コースがある。
教室を指導もする目黒さんは、自身も長岡市の小黒陶三さんが主宰する陶芸教室に数年間通い、今では小黒さんの助手を務めるほど。
目黒さんは「粘土をこねているときは、すごく集中します。日常生活の中でも、これほど無心になることはないし、日常を離れることでのリラックス効果もある。それに、粘土の感触が懐かしいという声も多いですね」と、陶芸の魅力を語る。
通年コースは、月3回、都合のいい時間に、1回2時間受講するもの。目黒さんは基本的なことは教えるものの、後は作りたいものを自由に作ってもらっており、予約しなくても、空いた時間に行って作れる手軽さも好評を得ている。
体験コースは、1時間半で好きなものを作る。作品は、目黒さんが焼き、約1カ月から1カ月半で出来上がる。
コース時間も、午前11時から、午後1時から、午後3時から、午後6時半からと、会社帰りでも参加できる。
目黒さんは「エプロンと、どんなものを作りたいかビジョンを持ってきていただければ大丈夫。作るうちにその人の個性が出てきて、味わいのある作品に仕上がります」とし、「自分の作品をプレゼントする人も多く、今からならバレンタインに間に合います」と参加を呼びかけている。
目黒さんは「今後は学校や老人ホームなどでも教えてみたい」と意欲的だ。
なお、通年は入会金5000円で、月会費は粘土代込みで5000円。そのほか、焼成代が100グラムにつき100円と追加受講が1回1500円。
体験は、材料費込みで3000円。送料は別。
営業時間は、午前11時から午後7時までで、定休日は月曜。
コース申し込み、問い合わせは、同店(TEL0256・36・7717)、またはEメールmegu@ginzado.ne.jpまで。
(廣川)