意向調査結果の尊重要望
田上町商工会 新春会員の集いと町政懇談会

田上町商工会(佐野一雄会長)は、1月29日午後3時半から、ホテル小柳で、平成15年新春会員の集いと町政懇談会を開催、会員など100人以上が参加した。
佐野会長は「日本経済は深刻な状況にある。その中でお互いが必死になって戦っている。ことしも期待に反して好転が認められない。そんな時こそ、創意工夫をし、藤田前会長が語った『夢と希望』を忘れずにいきたい」と述べた。また、「恐縮ですが」と断った上で、「今、市町村合併問題が政治課題の一つになっている。加茂市長のチラシ攻勢などもあり、町民は合併について勉強すればするほど、どうしたらいいのか分からなくなるということもあったと思う。先日、アンケート結果が出たが、どうかこの結果を尊重し、将来の田上にとって間違いのない選択をしてほしい」と要望した。
佐藤邦義田上町長と笹川俊一郎田上町議会議長の年頭あいさつに続き、同会商業、工業、観光の3部会の代表が現状と課題について発表した。
佐藤町長は、抱負として、ことし第一に取り組むものとして水害対策を挙げた。3月で田上駅前が完成するのに続き、山田川、才歩川改修が国の5カ年事業として昨年からすでに始まっていることなどを説明し、「水害対策は長年の課題。私の在任中に、住民が安心して生活できる基盤を整備したい」と話した。そのほか、国道403号線バイパス、本田上工業団地、幼稚園と保育所を合わせた幼児園化など、主な取り組みについて紹介した。
市町村合併については、「2月に議員に、意向調査結果を説明し、まちの方向性について話し合うが、基本的には、今まで勉強してきた県央東部でいけるかを検討したい。自由回答をまとめたものも、ようやく送られてきたが、反対、賛成がはっきりしており、県央東部の新市都市構想が明確ではないとの答えが多かった。燕市がアンケートの回収を始めた。結果、県央東部に残らないとなると大変なことになる。仮に燕市が県央東部から離れることになったら、仕切り直しもあり得る。いずれにしても、急を要しているが、もう少し時間が必要だ」と、慎重な姿勢を見せた。
佐藤元彦県議のあいさつ後、新春特別講演として、地域経済研究家の鈴木照司さんを講師に迎え、「新春・景気展望と中小企業の経営課題」を聞き、新年会に移った。
(廣川)