小池後援会幹事長辞任して臨む
加茂市新栄町 高井保氏
統一地方選を3カ月後に控え、小池清彦加茂市長の小池清彦後援会(会長・吉田淳二加茂市助役)の幹事長だった、加茂市新栄町、高井縫製代表、高井保氏(66)が幹事長を辞任し、市議選に出馬の意向を表明したことは、これまでの経過を知る人は、有り得ることとして冷静に受け止めているが、多くの市民からは、驚きをもって受け止められている。
高井氏は、加茂農林高校普通科を卒業、長岡市の自動車修理工場で働いた後、昭和36年、節子夫人と結婚したのを機会に、加茂市で高井モータースを創業。後に、実兄高井誠氏が経営に加わり、二人で経営してきた。平成元年ころ、実兄の息子さん、高井聡氏が代表取締役になるのを契機に、高井氏は独立。節子夫人が、手がけていた縫製の仕事を、(有)高井縫製に組織化して経営。このたび、取引先の整理を機会に個人経営の高井縫製にした。
小池市長とは、若宮中学時代の同級生で、1回目の選挙から、後援会の幹事長を務めてきた。2回目の選挙では圧勝し、本来であれば3期目、無投票のはずが、小池市長が借金棒引き、合併反対などで、過激な発言を続け、ともすると、加茂商工会議所などと意見が分かれるケースが多かった。
高井氏は、そのつど、業界人や市民の声を小池市長や後援会幹部に率直に伝えてきたが、小池市長に受け入れられることもなく、後援会も、小池市長に任せておけばよいという方向で、昨年夏ごろには、幹事長を辞任する覚悟だった。
そのころから、加茂市議会が、定数22人、欠員2人、安中久市議が脳梗塞の病で長期療養中という実状から、市議選に立候補しようかという気持ちにもなっていた。
しかし、小池市長の説得で、幹事長を続ける腹を決め、昨年暮れの小池後援会の役員会で、幹事長として挨拶を行った。
ところが、合併問題に対する小池市長の常軌を逸した対応などに対し、加茂商工会議所、加茂青年会議所などの反発が強まる中で、高井氏は、小池市長と意見が分かれていた。
さらに、加茂市議会は定数条例を制定する中で、定数削減の話が尻すぼみで、結局、現状の22人に決まったことから、吉田淳二助役と、いずれが市議に出馬するかの話を行い、吉田助役は出馬しない、高井氏の出馬を支援するということで、家族、身内などと相談の上、出馬を決意した。
小池後援会幹事長辞任については、小池市長は「市議選に出馬するのは結構。ただし、幹事長のままで」と遺留したが、幹部は、幹事長辞任を了承するに至った。
後援会支部長など、関係筋への幹事長辞任の挨拶回りはこれから行うし、選挙体制づくりもこれからだ。
地元、新栄町からは、すでに前加茂市役所社会教育課長田沢弘一氏が出馬の意向で、組織づくりに着手、体制が出来次第、出馬表明する予定だ。
また、小池市長の支持派では岡君子氏も出馬の意向で、支持者固めを進めている。
なお、高井保氏は、これまでも、小池市長並びに後援会幹部に、あえて苦言を呈してきただけに、当選の暁には、市議会で、小池市政に対して是々非々の対応をしていく覚悟だ。
(社主)