今井正弘専務理事辞任
燕商議所臨時議員総会
 新潟県燕市の燕商工会議所(高橋作衛会頭)は、10月14日午後4時から、同市白山町3、萬会館で臨時議員総会を開き、平成16年度新潟県産業振興施策に対する要望事項、消費税総額表示の凍結要望、平成15年度上半期事業について報告を受けた。また、今井正弘専務理事が辞任の意向を表明し、同会で承認、10月末日をもって退職する。後任には、笠原庄司事務局長が選任された。

 開会の挨拶で高橋会頭は、株価、地価、金利などに触れ、景気について「景気にも少し明るさが見えてきたが、実際には、まだら模様といえる。大企業はリストラの効果もあり収益が増加する一方、中小企業はオンリーワンの商品、技術をもっている企業を除いて依然厳しい状況。燕市でも、ひところに比べると引き合いも増えてきたといわれているが、これを一日も早く実績にしてほしい。それぞれの企業が持ち味を生かし、この状況を乗り切ってほしい」と話した。

 報告に移る前に、(株)ヨシカワ、吉川嘉之さんが議員として20年間務めたことから、日本商工会議所の表彰を受け、表彰式が行われた。

辞任する今井専務理事 平成16年度新潟県産業振興施策に対する要望事項では、新潟県商工会議所連合会に、商工会議所機能強化及び経済・商工団体に対する支援、中小企業金融対策の充実、地域産業振興施策の拡充、街づくり市街地活性化対策の充実、産業創造機構の支援対応などを要望する。

 専務理事辞任に伴う選任の同意の議題では、高橋会頭が、就任当初、今井専務は任期を3年としていたが、アクションプラン推進などのため1年任期を延長したことなどを説明。今井専務は以前から辞任の意向を伝えており、高橋会頭がこれを了承したもの。後任には、笠原事務局長を選任した。

 退任の挨拶で今井専務は「後進に道を譲ることにした。私自身県庁出身だが、新しい専務は、県から呼ばずに、会議所内部からの選任を希望した。会議所のリニューアルプランとしてアクションプランを進め、内部改正、サービス向上に努め、軌道に乗せることができた。現在、私と笠原君は、机を並べて仕事をしており、私の仕事を把握してくれているので、大いに期待している。4年3カ月の間、ありがとうございました」と述べた。

専務理事に選任された笠原事務局長 新専務理事に選任された、笠原事務局長は「現在は、舵取りの難しい時期。これまでの専務理事の方々は、県とのパイプや、広い人脈があった。私は他の職場を知らないが、幸いなことに、課長はじめ職員に恵まれており、足りないところを補佐してもらいたい。雑草のような男だが、疾風に勁草を知り、倒れないようにがんばりたい」と挨拶した。笠原新専務の任期は、商工会議所の人事異動が行われる平成16年10月31日までの1年間。

 平成15年度上半期事業報告では、燕CCIアクションプラン21として、3商工会議所連携によるセミナーの実施、事業活動では、県央アクションプランの推進、チャレンジショップの開設、LL事業推進、経営指導員等による相談指導を行った。経済団体活動では、県央産業都市広域圏形成向け、吉田商工会への要請などを行ったほか、中高一貫教育校設置に関して、新潟県教育委員会教育長へ陳情書の提出、消費税総額表示凍結について財務大臣、地元選出国会議員の要望、凍結に向けた取り組みについて、新潟県中小企業団体中央会にも要望した。
                                                (外山)