嵐南工業流通団地 12月中旬から造成
売買契約来年11月予定 価格できるだけ低く
 新潟県三条市は、12月中旬から、仮称嵐南工業流通団地の造成工事を開始する。既に工事入札を行っており、工事完了は来年9月30日。同年11月上旬には売買契約を行う方針で、分譲価格については、現在調整中だが「周辺の価格も踏まえて、できるだけ低く設定する」という。

 嵐南工業流通団地は、計画はあったものの財政状況などから整備が遅れていたが、昨年、商工会議所からの陳情で、9社の入居希望があるとのことで造成が進められている。

 11月20日午前10時からの市議会産業建設常任委員協議会(阿部銀次郎委員長)に報告した。

 団地の面積は、6万6314・93平方メートルで、うち、12月から整備するのは、敷地の真中を流れる佐印川を挟んで、北側3万3635平方メートルの第1工区と、南側3万2679平方メートルの第2工区。

 先月10月24日に工事入札を行い、第1工区を安達・山本特定共同企業体が1億5645万円で落札、第2工区を小柳・佐藤特定共同企業体が1億2552万7500円で落札している。

 そのほかに、来年5月下旬から6月上旬の間に、団地内道路、調整池、緑地築造工事を、県の補助金を使って行う予定。県の補助金は、保内工業団地の造成時と同様に、補助率2分の1で限度額5000万円の工場団地基盤整備事業補助金を申請する予定という。

 質疑では、高坂登志郎委員の「分譲は、当初から予約があるわけだが、現在の状況に変わりはないか」との質問に、川瀬正商工課長は「9社を予定しており、仮申し込みも頂いている。業種は、卸、プレス工、精密加工など」と答えた。

 横山一雄委員は、分譲価格について「栄町の川通工業団地の分譲価格が、4万8000円。当初7万8000円以下を目標としてきたが、少なくとも見附市の県営工業団地以下にはなると思うがどうか」と質問。

 関崎光明経済部長は「予定では、見附市の単価よりも引き下げたい。現在、周辺の団地の価格なども含めて、最終的に詰めている。きょうは、お示しできないが、できるかぎり引き下げたい」とした。 
                                                (重藤)