残念だが悔しくはない
坂上冨男候補、2区に乗り出しての選挙
 4区から2区へと国替えしたが善戦した坂上冨男候補は、吉田町大保町地内の事務所で、集まった30人ほどの支持者とともに速報を見守った。

 午後9時過ぎに、早々と近藤基彦候補に当選確実の一報が入った後は、比例区での復活当選に期待をつなげた。

 事務所内では、インターネットによる速報をプロジェクターで壁に投影して2区の情勢をスクリーンに映し出した。坂上候補は時折、スクリーン間近まで足を運び、自身の各市町村での得票数や比例区で新潟県が含まれる北陸信越ブロックの民主党候補の状況に注目していた。

 午後10時ころに当選確実で沸く4区の菊田真紀子候補の様子がテレビから流れる中、落ち着いた様子で開票の状況を見守っていたが、厳しいのでは、との状況が伝えられたのは午後10時40分ころ。

 坂上候補は、関係者らとともに、状況の確認のため席を外し、50分に後援会関係者らと再び事務所内に姿を表し、比例区では惜敗率の関係で、民主党の名簿では坂上候補の上に5人いる状況で、北陸信越ブロックから民主候補6人の当選は難しい、との敗戦の濃厚な状況を報告。

 後援会の金子恒夫三条市議が「厳しい状況だが、1区も終わっていない。最後まで望みをつなげたいが、ひとまずはこの場を終わりたい」と悔しさをにじませながら報告。

 支持者の前に姿を見せた坂上候補は、腰に手を当てて目をぎゅっと閉じて「最後の段階で第3位と今、頭にあるのは二つのこと。4区のことについて、大量差がついてほっとしている。4区の坂上が手を抜いたとは思われない。1カ月の戦いでここまでできた。息も尽かさぬ思いで精一杯闘った。残念だが悔しくはない。悔いることはまったくない。2区に乗り出しての闘いだけにやむを得ない。個人的に悔いることはない。これからもご協力をお願いします」と一気に述べ、足早に事務所を後にした。     
                                                (重藤)