中野助役に出馬要請 燕市議会、全会一致で
条件は「吉田との合併急ぐ」 
助役「適任者あれば他に」 回答は11月17日
出馬要請後の記者会見 新潟県燕市議会の議員懇談会が、11月12日午後2時から、燕市役所議長応接室で開かれ、中野邦雄助役に市長候補として出馬要請することを全会一致で決め、懇談会後、赤塚功議長、大岩勉副議長が中野助役に対して、正式に出馬を要請した。

 要請後、会見を開いた赤塚議長、大岩副議長によると、17日(月)に返答をもらうという。 懇談会は、非公開で行われ、所用で欠席した野島善夫市議、酒井基市議、病気療養中の古寺正晴市議の3市議を除く、全市議が出席。旧県央東部合併の可否を巡って4月の改選以来、混乱を続けてきた市議会だったが、住民投票で合併問題がひとまずの決着をみたことで、これ以上の混乱を避けるため、議会として市長候補を統一しようと開かれた。

 午後3時10分過ぎに会議が終わると、赤塚議長、大岩副議長が助役室を訪ね、中野助役と20分ほど会談した。

 その後、赤塚議長と大岩副議長は正副議長室で、懇談会の様子、中野助役への要請などについて会見を開いた。

 赤塚議長は「懇談会では全会一致で、中野助役への市長選への出馬要請を決めた。中野助役へは、高橋甚一前市長の意向を尊重し、単独でなく、吉田と合併を進めるためにも出馬してほしいとお願いした。その他に条件は出していない」と話した。

正副議長を見送る中野助役 大岩副議長は「混乱してきた議会だが、懇談会で住民投票の結果の重さ、尊重を認識していると確約できた」とし、会議では「住民投票の結果を全員が尊重し、できる合併に向け、早く進もう」という考えに達し、中野助役への要請を決めた。他候補の話は一切出なかったという。

 議会では、旧県央東部合併の反対派、賛成派それぞれが、中野助役に出馬要請していた。

 中野助役への要請では、「全議員で適任と一致した」と伝え、「議員から条件をつけることはないので、ご自身のお考えのなかでやっていただきたい」とお願いしたという。

 中野助役は「今まで事務屋出でやってきたので、政治手腕について考えたことはなかった。できれば私より適任の人を」と話したという。

 議会は、17日(月)の中野助役の返答を待って、再び懇談会を開く予定。

 大岩副議長は「議会がまとまったのは、初めて。その重みをいい意味で考えてほしい。それが一番お分かりになる方だと思う」と、中野助役の立候補、今後の議会構成についても期待していた。    
                                                (外山)