
新潟県三条市の総鎮守、三条八幡宮再建を目指す、三条八幡宮再建奉賛会(捧賢一会長)は、12月28日、同市八幡町、三条八幡宮拝殿で、三条八幡宮再建奉告祭と建設契約調印式を行い、工事業者の栄町泉新田、(株)佐藤建設と調印した。
午前11時ころから奉告祭を執り行い、捧会長をはじめ、建設委員長の斎藤弘文副会長、財務委員長の高波久雄副会長、工事業者の佐藤昭二佐藤建設社長ら10人が出席した。
同会総裁の藤崎重康宮司が、9月に同会が発足し、この日、契約調印を結ぶこと、建設を佐藤建設が請け負うことなどを神前に奉告し、新年から始まる工事が無事に進むよう祈った。
調印式では、捧会長、佐藤社長らが書類に調印した。
佐藤建設は一般住宅とあわせて、神社仏閣の建築も手掛けている。昭和50年から記録し始めた工事経歴は、ことしまでに80軒に上り、法華宗総本山本成寺赤門改修や客殿などの改築、三条神明宮の新築、社務所の改築なども手掛けた。佐藤社長は、長年の功績が評価され、平成12年春の褒章で、黄綬褒章を受章している。

今回、設計・監理を行う、熊倉昌平(有)熊倉建設設計事務所会長と布施重雄(株)アセス社長とも一緒に仕事をしたこともあり、気心も知れている上、近郷では一番多く神社仏閣の建築などを手掛けていることから、白羽の矢が立った。
調印にあたり、捧会長は「このたびは、八幡宮再建の会を設立し、会長に就任させていただいた。熊倉建設設計さん、アセスさんの設計に基づき、佐藤建設さんに棟梁としてあたっていただく。素晴らしいものが再建できることを望む」と挨拶した。
佐藤社長も「この八幡宮再建について、私たちにご用命いただいたことを、うれしく思う。私たちの持てる力を発揮し、三条市民が納得し、誇れるような建物として、無事完成することを願う」と気持ちを引き締めていた。
同会では、年末年始ににかけて、同拝殿脇にテントを設置し、参拝客を対象に、再建に向け、1口3000円以上で協力を求めた。寄付した人の名前は、何らかの形で永久に保存する。
捧会長は「三条の総鎮守なので、市民の皆さん、大勢の人から賛同を得て、いいものをつくりたい」と、より多くの市民の参加を呼びかけている。
今後も、小正月の献灯祭や5月の三条祭りなど、折に触れて募る予定だ。
(廣川)
