燕市長選
杉山候補個人演説会に市民60人
白倉吉田町議も応援に
 12月7日投開票の新潟県燕市長選で、杉山光映候補と選挙対策本部の「市民参加の市政を実現する会」は、1日午後7時から、燕市廿六木3区の選対本部事務所と新生町集会所で個人演説会を開き、本部事務所には60人ほどの市民が集まった。

 選対本部事務所には、杉山候補、選対本部長の川上靖夫市議、星野義則市議、大原伊一市議、白倉賢一吉田町議が弁士として出席した。

 弁士たちは選挙戦に至った経緯などを説明、主な政策目標や杉山候補による市政への期待を述べた。

 星野市議は「住民投票によって、まちを二分する厳しい戦いをしてきたなかで、決してこういうことがまちのプラスにならないと、候補の一本化を目指してきた」と、住民投票の賛成、反対両派が一時、歩み寄りを見せた市長候補の擁立劇を説明。「大変財政が厳しいなか、高橋甚一前市長の立候補によって、1900万円の無駄遣いをすることになった。財政が厳しいのに、退職金を受け取ってすぐの立候補。推す人も推す人だ。お願いに回るなかでも『なんでまた高橋さんが出るの』と聞かれる。(誰もが引き受け手がいないならば、と出馬を決めた)杉山候補は出馬会見のすんでになっての高橋前市長の立候補に対して『どなたが出ても引けない』と強い信念で決意された。我々も信念を変えず運動したい」と話した。

 杉山候補は「合併問題によって、燕市が二分してしまったと言っても過言ではない。10月26日に決着がつき、今回の合併はご破算となった。本来選挙ならば、多くの立候補者が現れ、そのなかから選んでもらうべきだが、今回は合併の協議を通じて、市民の感情を害したことを考慮し、市民の融和のために無投票にしようと、業界、市議一緒に計画した意向でもあったが、残念ながら選挙になった。あの時点で立候補してもらえれば、選挙に出る気持ちはなかったが、戦う以上は勝って、命の限りがんばりたい」とし、吉田町と燕市の産業的、歴史的つながりを説明。西蒲原郡をまとめてからの大同合併を訴えた。また「これからは燕市をどのようにするか、命懸けで研究しなければならない。吉田との合併、農業、地場産業、福祉などを一生懸命考え、燕のために一命を投げ出してやりたい」と決意を述べた。

 意見を述べた後、杉山候補と星野市議は、次の演説会場である、新生町集会所に向かった。

 白倉賢一吉田町議は「吉田の大方の議員が燕との合併を望んでいるし、新市の名称も燕吉田市で抵抗はない。町民への意向調査でも燕との合併と確認している。杉山候補には、初代の燕吉田市長になってほしいし、地域の幸せのため、杉山市長に誕生してほしい。新しい市長から新しい感覚で新しい吉田燕市をつくってほしい」と期待を寄せた。

 川上市議は「吉田町議と懇談を持ったが、三条方面との大同合併を言っている議員は一人もなく、吉田を連れて三条との合併はあり得ないが、燕と吉田ならば可能性は十分あると思っている」と杉山候補の目指す合併の方向を支持した。

 最後に、大原市議がガンバローコールを行い、午後8時15分ごろ閉会した。

 杉山陣営では投票日まで連日、個人演説会を予定しており、3日・川前公民館、4日・小池保育園、水道町保育園、5日・小中川公民館、小高集会場、6日・三方崎保育園、東公民館となっている。開催時間は、いずれも午後七時から。
                                                (外山)