合併についての質問出ず
燕市12月定例会議員協議会
新潟県燕市議会は、12月15日午前9時30分から、12月定例会の提出議案について議員協議会を開いた。
協議会開会前、病気療養していた古寺正晴市議が復帰の挨拶、7日の市長選で再選した高橋甚一市長が就任の挨拶を述べた。
古寺市議は「9月末から入院し、その間、皆様に心配していただいたことを厚く御礼申し上げます。これからは健康に留意しがんばります」と挨拶。
高橋市長は「市民の幸せのため、思いを新たに、市政のために心血を注ぎます」と就任の挨拶を述べた。
12月定例会に提出されるのは認定9件、議案13件の合計22件で、認定はすべて14年度決算について、議案では監査委員の選任、新潟県市町村総合事務組合の設置のほか、条例の改正と廃止6件、15年度補正予算が5件となっている。
協議会では、議案13件について理事者側から説明、市議が質問に立った。また、任期満了を迎える選挙管理委員会委員について、選挙を行う旨、赤塚功議長から報告があった。
新潟県市町村総合事務組合設置は、一部事務組合の事務を統合し、同組合で共同処理するもの。新潟県町村職員退職手当組合、新潟県町村人事事務組合、新潟県消防等公償組合、新潟県交通災害共済組合、新潟県自治会館管理組合の事務を統合し、総合事務組合で継承する。
条例改正では、燕市課設置条例を一部改正し、市役所内各課の事務分掌を条例に明文化した。これに対して、本多了一市議が「農政課の分掌に『農業振興に関すること』とあるが、燕市の農業委員は建議の権限を使用したことがあるのか」と質すと、理事者側は「建議したことはない。今後は地産地消の拡大を主題に、関係機関とも協力しながら、協議内容をもとに建議したい」と答えた。本多市議が「国に言いなりの農政ではだめだ。農村から発信をすべき」と市長にも積極姿勢を求めると、高橋市長は「農業政策について、努力してきたつもり、国の流れの中で相談していきたい」と答えた。
燕市個人情報護条例の一部改正は、住基ネット設置など市役所内のオンライン環境の整備などに基づくもので、阿部健二市議が、市からの情報発信について「若い人たちが、市政に対する興味を無くしている。若者に対する情報として市から文章化されたものを出してほしい」とすると、高橋市長は「若者の育成を常に重要視してきた。配慮していきたい」と答えた。
予算については、一般会計補正予算の小池小学校特殊学級設置工事費について、長井由喜雄市議が質問。理事者側は「既存の家庭科室を区切って、5メーター×9メーターの教室を作っている。専用トイレ、シャワールームを設置しており、対応人数は9人」と答えた。
正午に一旦休憩し、午後1時から再開すると、酒井基市議が質問に立ち、「補正予算書では、福祉の家の空調設置工事について、440万円ほども減っている。こういうふうにちょっとしたアイデアで予算を減額できるはず。理事者側から受ける印象では減額補正も悪いことのような印象を受けるが」と質すと、高橋市長は「補正のないよう、慎重にきちっとした予算化をすべきと考えている」と答えた。
他にも、介護保険事業補正予算に関連して、市内に新設された居宅介護施設2カ所について、市の関わり方に質問が挙がった。
協議会では、高橋市長の政治姿勢や、吉田町との合併の方向性についての質問は挙がらなかった。
(外山)

