IDS大賞 イシモクの桐タンス
県央企業から受賞作続々と
(財)新潟県生活文化創造産業振興協会(通称IDS財団、理事長・平山征夫知事)は、2月14日、2003年のデザインコンペティションを行い、IDS大賞には、加茂市加茂新田、(株)イシモクの桐タンス「桐子モダンコレクション03きりあかり」が選ばれた。
「新潟発商品の可能性を追求するコンペティション」として開催され、ことしで13回目。毎年、県央地区からも多くの企業が個性的な新製品を出品し、数々の受賞作を送り出している。
ことしは「ファクトリーブランドづくり♯10 2003〜明日をつくる商品〜」をテーマに出品を求め、60社・団体・個人が85点を出品した。
IDS大賞に選ばれたイシモクの「きりあかり」は、伝統工芸品という従来の桐タンスのイメージとは一線を画したデザインが特徴。一見、オブジェ風に見えるユニークな外見で、側面の段状に切り込みを入れ、動きのあるラインを作っている。背後にライトを置くことで、高いインテリア性を兼ね備えた桐タンスとして仕上がっている。
IDS準大賞に選ばれたのは、白根市上下諏訪木、明和工業(株)の「グロージョイントシステム」。ビル内などに用いるステンレス製の配水管で、工具を使わずに接続できる新しい工法が着目された。
IDS賞には、三条市土場、(株)マルト長谷川工作所の「キューティクルニッパー」、長岡産業デザイン研究会の「ぬくもりshopSOMA(そま)」、十日町市袋町西、(有)ネオ昭和の「和苧(からむし)健康生活適品」、五泉市寺沢、(株)新潟パンチングの「レーザー装飾テキスタイル・1.ジーンズ・2.ジャージ・3.ニット」の4点が選ばれた。
この日、午後5時ころから県央地場産センターで行った記者発表で、審査委員長を務めた豊口協長岡造形大学長は「このコンペは、完成された商品ではなく、製品化の途中で、将来への市場性も含めて審査している。多岐に渡ってすばらしい商品が選ばれており、新しい時代がいよいよ始まったと感じさせた」と総評した。
出品作品の展示は、15日から17日まで県央地場産センター1階の大ホールで行われた。
(重藤)
奨励賞、特別賞受賞企業・作品は次の通り。
【IDS奨励賞】▼燕市、(株)イケダ・トライアングルトライ ザル&ボール▼豊浦町、吹きガラス三春・ゆらぎコップ(3種)▼燕市、(株)富田刃物 cuttanets(カッタネット)▼三条市、(株)エヌケーシー・ラチェットビットレンチ6.35▼寺泊町、足立茂久商店・冷酒用酒器▼五泉市、(株)新潟パンチング・ヤーン起毛テキスタイル1.創 2.爽 3.奏▼三条市、マリンコデラ(株)・「SPIRAL HOOK」(スパイラルフック)▼三条市、相場産業(株)・マグネシウム合金によるトイレ・風呂まわりラチェットスパナ
【IDS特別賞】▼三条市、さんじょう創夢塾
