三条市 市長10%削減を継続
審議会2%の答申受け入れない考え
三条市特別職報酬等審議会(会長・落合福司新潟経営大教授)は、2月5日午前10時からの会議で、来年度の三役、議員の給与・報酬について2%減額との答申を決定し、高橋一夫市長に答申した。
地域産業の景況、市の財政状況、人事院勧告などから総合的に判断したものだが、高橋市長は答申の通りには実行しない方針。「財政状況が厳しい中、2%削減では甘すぎる」として、今年度と同様、三役の10%削減を続ける。議員の報酬減額は、すでに2議席減、政務調査費の削減などを自ら実行していることから、削減案を議会に提案しない考えだ。
三役の給与10%削減は、職員の給与2.5%削減と同様に今年度と来年度にわたり実施するものとして決めている。
開会後、落合会長が「我々が関与しない部分として、三役は10%の削減、議員は2議席減と政務調査費削減の延長を行っている。答申通りだと三役については12%の減額となる。ただ、我々は基本として定めてある給与・報酬について議論し、答申する。その中で人事院勧告の引き下げなどがあり、給与・報酬について2%減と決めた」とこれまでの経過を説明し、委員に確認。
承認を得て高橋市長に「全会一致で決定した事項です。よろしくお願いします」と手渡した。
答申を受け取った高橋市長は「十分検討を加えて、私としての最終結論を出したい。厳しい財政状況が続いているが、引き続き財政健全化に取り組んでいきたい」と述べた。
会議終了後、高橋市長は記者団に対して、会長とは異なる見解を示し、「例えば、私の給料が100万円だが、今は90万円にしている。答申はこれを98万円に戻せということ。答申はありがたいが、受け入れがたい。答申は15年度のみのもので、今は答申以上のことをしている。15年度は今まで通り10%にさせていただく」とした。
なお、三役の給与は、現行の額面が市長94万6000円、助役72万9000円、収入役64万9000円。実際はこの額から10%を減額し市長85万1400円、助役65万6100円、収入役58万4100円となっている。
(重藤)