両市合作のカメラ手に
岡谷市長 燕市へ表敬訪問
歓談する林新一郎岡谷市長(左) 長野県岡谷市の林新一郎市長が、2月5日、高橋甚一新潟県燕市長を表敬訪問した。この日午後2時半すぎ、林市長が、燕市役所を訪れ、市長室で1時間ほど歓談した。

 両市は、「中小企業都市サミット」の構成市であることから、今回の訪問が実現した。

 サミットは、中小企業が集積する全国10都市の自治体と商工会議所の代表が、意見を交換している。

 両市のほかに、東京都大田区、墨田区、埼玉県川口市、大阪府東大阪市、兵庫県尼崎市などが参加しており、昨年の第4回大会は尼崎市で行われた。

 岡谷市の人口は5万6000人で、10都市の中では、燕市に次いで人口が少ない。ただし、日本を代表する時計メーカー、カメラメーカーの工場を有し、機械金属製品メーカーが多数進出。工業品出荷額は2600億円にのぼる。

 企業が年々精密分野への転換を進めているため、岡谷市でも、海外にシフトできない分野の研究開発を誘致する動きに着手。スーパーデバイス産地の形成を掲げ、「ナノテクのメッカ」を目指している。

 林市長は、20年ほど前に燕市に立ち寄ったことがあるそうで、今回で2度目の来燕。

 「岡谷市は、多品種の精密加工に対応できる会社が揃っている。岡谷市でできる仕事はないかと燕市に来ました」と、トップセールスに努めた。

 持参したチタン製のカメラは、燕市の企業が筐体を製造し、岡谷市のメーカーで組み立てた製品で、今後の両市の企業連携の広がりに期待を寄せた。

 高橋市長は、現在研究を進めている、マグネシウム合金加工の取り組みなどを説明した。

 林市長は、この後、燕市産業史料館を見学。

 6日には、燕市南五、小林工業(株)の視察後、県央地場産センターを訪問した。
                                                (斎藤)