アフガン移行政府ナンバースリー
殉教者・障害者省大臣一行来条
市、商工会議所を訪問 義足製品を見聞
 戦乱からの復興途上にあるアフガニスタン移行政権のナンバースリーというアブドラ・ワルダック殉教者・障害者省大臣ら一行が、6月9日新潟県三条市を訪れ、市役所や商工会議所を訪問した。

ワルダック大臣(中央)とツルムサーニさん 大臣一行は、国際アフガニスタン復興支援協会が主催する「国連、日本国、アフガニスタン国復興支援共同会議」へ出席するために来日しているもので、200万人に及ぶとされるアフガニスタン障害者の現状に対する理解を求めている。

 三条市へもこの一環として、大臣と在アフガニスタン国連機関の長として大臣のアドバイザーを務めるマジド・ツルムサーニさんらが訪れた。

 地場産地に義肢関係の技術を求め、同支援会議顧問を務める栗原博久代議士に紹介を受けた。市役所を訪問した際に、市内で木製義足を手掛ける西本成寺二、田巻製作所の田巻勇一さんの製品説明などを受けた。

 ワルダック大臣は、アフガニスタンにおいて、多数派のパシュトン人のリーダーであるほか、少数民族からも尊敬を受けており、次期リーダーと目されているという。

 この日、一行は午後3時15分に三条商工会議所を訪れ、渡辺勝利会頭と面会した後、3時50分に三条市役所を訪れた。

田巻さんの説明を真剣な表情で聞く 市役所では、高橋市長が「アフガンの戦乱は、我々にも深い悲しみを与えた。一日も早く平和で安穏な日が訪れることを願っています。微力だが、できる限り支援したい」と歓迎。

 続いて、栗原代議士が「田巻さんが、義肢を製作しているということで、きょう来ていただいた。地元の産業界が役に立ってくれればありがたい」と紹介し、ワルダック大臣は「アフガニスタンには200万人の障害者がおり、社会復帰させることが、国が再建するかどうかの大きなポイントとなっている」と求め、田巻さんの自社製品の説明を真剣な表情で聞いていた。

 30分ほどで市役所を後にした。その後、三条市、三条商工会議所関係者による歓迎レセプションに出席した。   
                                                (重藤)