IDSコンペに「売れるもの」出品目指す
三条デザイン研究会総会
挨拶する小林会長 三条デザイン研究会(小林知行会長・会員29人)は、6月2日午後6時半から、三条市元町、越前屋ホテルで平成15年度の定時総会を開き、14年度決算、15年度事業計画、予算案を承認したほか、任期満了に伴う役員改選では小林会長が再任した。

 冒頭、小林会長が「先日、工業会の取材ということでマルト長谷川の会長さんと話をする機会があった。この地域にデザインを持ち込んだ先進的な方で、なぜデザインを持ち込んだのか、と尋ねたら『自社のペンチをもうちょっとなんとかしたかった』とのことだった。この『もうちょっと』という言葉が印象的で、意外に考えられないものだと思った。この研究会は、会員の感性を高めるための活動を行っている。『もうちょっと』の感覚を持てるためにも、開発者が自分を高めていかなければ」と挨拶して議事に移った。

 議事のうち、役員改選は、前任の役員が全員再任するほか、幹事に山井太(株)スノーピーク社長を加えるもので、小林会長は「例会などに斬新さを加えていくためにも役員に迎えたい」と求めた。

 新年度事業のうち、分科会活動は、前年度に引き続き、新商品開発研究グループ、マーケティンググループ、景観デザイン(ランドスケープ)研究グループの3委員会。

 新商品開発研究グループでは、IDSコンペへの出品を目標に、マーケティンググループと協力して「売れるもの」を目指す。

 同研究会では、一昨年のIDSコンペに「カルステッキ」を出品し、大賞を受賞。「アルステッキ」の商品名での販売を検討しているほか、前年は、商品開発を行ったものの出品を断念している。

 景観デザイン研究グループは、これまでに市に提言してきた、鍛冶ミュージアムのコンセプト、市内循環バスの塗装、弥彦線高架下緑道の活用などの経験を元に活動し、残り2台の市内循環バスの塗装デザインを検討など、活動を活発化させるという。 

 午後7時過ぎに閉会。引き続き懇親会に移った。
                                                (重藤)