駄目だではなく知恵出して発展を
三条経営研究会総会
挨拶する福山会長 三条経営研究会(福山匡会長)は、6月5日午後4時半から、新潟県三条市旭町二、ハミングプラザビップ三条で、平成15年度定時総会を開き、14年度決算、15年度事業計画と予算案を承認したほか、任期満了に伴う役員改選では、福山会長が留任した。

 冒頭、福山会長は「昨年は、40周年の大きな節目を、3部会の責任を持った運営により成功に終えることができた。15年度が始まったが、経済環境はよくなっていない。駄目だ駄目だではなく、研究会でお互いに知識を得て、知恵を出して各社が発展するべく努力したい。今年度は、賃金、労務、福利厚生などでタイムリーなテーマを取り上げ、みなさんの参考となる例会とするので多数のご出席を」と求めた。

 14年度決算は収入が235万8635円で支出が221万2150円、差引残高の14万6485円を次年度に繰り越した。

 15年度予算は、収支とも233万円。

 今年度事業は、雇用確保、情報化対応などの研修事業のほか、生産性モデル企業の調査、視察などを行っていく。

 事業内容について福山会長は「積極的に外に出て行くほか、確定拠出年金、決算書の見方などを行っていきたい」と述べた。

講師の勝沼さん また、役員の任期を1年から2年に変更する規約改正案を承認。役員改選では、福山会長以下副会長、理事は再選した。

 総会終了後の午後5時過ぎからは、記念講演会として、新潟県百知楽生会会員で(株)コメリ顧問の勝沼謙介さんが「企業の危機管理」のテーマで講演。

 勝沼さんは、昭和2年生まれの76歳。県内警察署長、県警本部防犯部長などを歴任し、退職後は、企業顧問として、危機管理対策にあたっている。

 講演では、戦争での特攻隊の経験、警察での警備、公安関連の業務で得た経験を披露し、企業の危機管理について「トラブル時は、相手に言葉尻を捕まえられないようにし、誠実に答えること。相手はお客様であることを忘れずに、お客様はわがままなものであると思うこと。一人で背負い込まずに早く相談すれば、早い解決につながる。また、会社の電話には必ず録音機をつけるように、これだけはローコスト経営のコメリにもうるさく言っている。お金を要求されたら、お客様の名誉のためにもよくないことであると考えるように」などと、ポイントを述べた。

 講演終了後、午後6時過ぎから懇親会に移った。
                                                (重藤)