建設産業賞 創設へ
三条商議所建設部会 総会で承認
 新潟県三条市の三条商工会議所の建設部会(本多豊治部会長)は、6月20日午後5時半から、三条市本町三、三条ロイヤルホテルで、平成15年度定時総会を開き、14年度事業報告と15年度事業計画を承認した。

 15年度事業では、新たに仮称・三条市建設産業賞制度を設け、業界の伸展を図る。

 建設産業賞は、市と商工会議所が主体となり、建設関連の「優れた技能による優良工事」を表彰するもの。

 実施方法は、建設関連の職種別の組織から推薦を受けた物件を、建築関連大学の教授、学識経験者からなる審査委員が審査、職種別に優秀賞を選ぶ。

鍛冶道場について話す山村社長 今後、建設部会内に事業員会を設置し、応募内容、審査委員、実施時期などの詳細を詰める。

 この日の総会では、議事終了後、記念講話として、さんじょう鍛冶道場師範の(株)山村製作所・山村登社長が「さんじょう鍛冶道場のこれから」のテーマで30分ほど話した。

 山村社長は、平成5年から鍛冶道場をスタートさせたいきさつについて「小売業で価格破壊が進む中、道具は形だけがあればよいという風潮が出てきた。危機感を覚え、道具文化を見つめ直す意味で、最初はプロを相手に勉強会を開いた。しかし、当時は作れば売れる時代だったので手応えがなかった。そこで素人の方を相手に開催してみようと思い立った。講師をプロ中のプロにお願いし、道具もそろえ、募集したところ好評で、現在に至っている」と述べた。

 県外からの宿泊コース、小学校への課外授業、鍛冶ギャラリーの整備などの現状を説明し、「三条は、350年間も工業が続いている。世界的にもあまり多くない地域」と結んだ。
                                                (重藤)