経営者に必要なのは主体性
加茂商議所青年部6月例会 
山井太スノーピーク社長講演
 新潟県加茂市の加茂商工会議所青年部(捧一男会長)は、6月10日、6月例会を開催。同例会は公開例会で、経営人材育成セミナーとして、三条市三貫地、(株)スノーピークの山井太代表取締役社長を講師に迎え、「地域経営者の実践談〜地域から世界、現在から未来への挑戦」の題で話を聞いた。

 山井社長は、自社の企業理念や、ユーザーの声を直接聞くキャンプイベント「Snow Peak Way」、問屋との取引を止めたことなど、実例を交えながら進めた。

 講演の中で、山井社長は一貫して「主体性」を持つことの重要性を強調。「人のせいにしない、環境のせいにしない、自分の責任でやる。それを意識して仕事することが大切」とした。

 また、「IT時代とは言え、ビジネスの本質は変わらない」とし、「ITだからネット販売しなければならないということはない。当社はネット販売で1億円売っているが、これは、スノーピークウェイに来ている人が買っており、人が休んでいる時に、汗をかいて、マンツーマンマーケティングした結果。これはITじゃなく、超アナログ。クリックするのはあくまで道具」と、ホームページを立ち上げれば売れるわけではないとした。

 最後に山井社長は、「厳しいと言われるこの時代に、きょうまでとりあえず生き残ってきた。これからも生き残るには、今より3倍高い目標を持ってほしい。そうすれば、見方が変わり、大きなことができる。それに価値観に税金はかからない。自分らしいやり方で、自分しかできないことで、エンドユーザーを喜ばせてほしい。自分たちにしかできない製品をつくるか、サービスをつくるかすれば、活路は開ける」と結んだ。    
                                                (廣川)