今年は法人化に向け意義ある年
三条市ともしび会、社会福祉法人青空福祉会 総会
 精神障害者の家族会である、三条市ともしび会(名古屋順次会長)は、6月7日、新潟県三条市一ノ門2、三条市精神障害者支援センター「ふれあいセンター青空」で、定例総会を開き、平成14年度決算や平成15年度事業計画などについて審議、すべて拍手で承認した。引き続き、第1回となる社会福祉法人青空福祉会設立総会を開いた。

 開会にあたり、名古屋会長は、スムーズな議事進行を求めた。

 三条市ともしび会は、平成15年度事業として、法人化に向け基本財産1000万円を集めること、精神障害者や家族が孤立しないようにふれあいセンター青空を中心に来やすい雰囲気をつくること、「会報あおぞら」を通して会員相互の団結や地域からの正しい理解を得ることの3点を活動目標とし、市や地域の行事などに積極的に参加し、交流を深めることを挙げた。

 平成14年度三条市ともしび会決算は、歳入が131万3050円、歳出が128万4434円で、次年度繰越金が2万8616円。

 平成15年度三条市ともしび会予算が、歳入出ともに158万7000円。

 同センター内にある、精神障害者小規模作業所ともしび作業所は、平成15年度活動計画の作業内容として、市内企業からの受注をはじめ、廃油を利用しての粉、固形せっけんなど自主製品製作と販売、古紙運搬作業、おつまみ販売などを挙げた。また、平成14年度から新たに始めた、SST(生活技能訓練)研修とスタッフ研修、三条まち美化ボランティアなどを今年度も継続する。

 平成14年度ともしび作業所自主製品販売売上金は、61万6114円。内訳は、自主製品が49万2014円、ボランティア製品が12万4100円となっている。

 平成14年度ともしび作業所決算は、歳入出とも804万1227円。平成14年度ともしび作業所自主製品・生活訓練費決算は、収入が75万7148円、支出が57万7858円、通帳残高は17万9290円。

 平成15年度ともしび作業所予算は、歳入出ともに737万8000円で、自主製品・生活訓練費予算が収支ともに58万1290円。

 定例総会終了後、引き続き、第1回社会福祉法人青空福祉会設立総会を開催。

 同団体は、平成7年に精神障害者のために「ともしび作業所」を開設運営、平成14年から三条市の精神障害者支援センター「ふれあいセンター青空」を委託管理運営してきたが、精神障害者とその家族、市民がともに安心して暮らせる社会を目指し、三条市および新潟県県央地域の活動拠点として、社会福祉法人青空福祉会設立を呼びかけている。

 法人格取得にあたり、基本財産1000万円が必要だが、6月7日現在、集金合計額は803万5702円。

 議事では、定款について、「総会」の項目を設けてはどうかとの意見に対し、審査機関の審査上、余分なものを加えると通りにくいことから、定款とは別に運営要綱などを作成しての対応も検討するとした。

 また、同団体理事については、本来、同会合開催時に案を出し、承認を受けるべきだったが、まだ設立委員会員を中心に依頼しており、承諾してくれた人の履歴書を審査機関に提出、受理の問題もあることから、事務局一任でもう少し待ってほしいと理解を求め、決まり次第、報告するとした。

 今後の予定としては、今年度中に市、県と法人設立の予定を協議、調査し、平成16年度に法人申請書提出、秋には認可を受けたいとしている。認可後の平成17年度4月から、三条市精神障害者支援センター1階部分を貸し与え、小規模通所授産施設を開設、併せて平成18年度に地域生活支援センター開設および小規模通所授産施設を移転開設するための施設建設着工を計画している。
                                                (廣川)