加茂ふるさと桐かるた完成
加茂商議所青年部が作成
 新潟県加茂市の加茂商工会議所青年部(捧一男会長)は、「加茂ふるさと桐かるた」を作成、このほど完成した。

 新カルタは、昨年、越後加茂川夏祭りのイベントの一つとして行われた「加茂ふるさと桐かるた大会」用に、A3判の大きさで厚さ1センチほどの桐板で作成したものの縮小版。同会議所青年部の地域研究委員会(小柳健委員長)が中心となって作成した。

 もともと「ふるさと加茂かるた」は、昭和54年に、加茂市ふるさと愛護運動実行委員会が作成したもので、同カルタを使ったカルタ大会には、毎年多くの子どもたちが参加するなど、市民にとってなじみが深い。

 今回、新たに作成したカルタは、詠み句は従来のままで、絵札のみリニューアル。これは、現在の加茂市の状況や風俗に合わせて描き直すことで、従来のものと比較し、歴史の移り変わりも楽しんでほしいとの考えから。

 また、加茂市の特産品である桐タンスにちなみ、縮小版のカルタも、縦約12センチ、横約9センチの桐板を使用した。「今の子どもたちは、木に触れる機会も少ないので、この機会に遊びながら桐の温もりに触れてもらえれば」との意図も含まれている。ちなみに、子どもはもちろん、年配の人にも楽しんでほしいと、従来の絵札よりサイズも大きくなっている。

 カルタを入れる箱は、アクリル製で、蓋には和紙が張られている。

 新しい絵柄は、新潟市在住の林裕美さんが担当。林さんは、20代前半と若いながらも、実家の仏壇店の伝統的な蒔絵を描くほか、デザイン系の専門学校で学んだので、イラストも得意とする。林さんの手掛けた作品は、加茂市穀町、アーティストショップ「セ・ラ・ヴィ」で販売されるなど、アーティストとしても活躍している。

 市外在住の林さんに依頼することで、市内在住者とは違った視点で描いてもらい、それを見た市内在住者に、新たに加茂の魅力を再発見してもらいたいとの願いも込められている。

 同会議所青年部では、今後、新カルタを市に寄贈する予定だ。  
                                                (廣川)