H17年春卒業予定者就職戦線スタート
新潟経営大学 就職決起大会・学内合同企業説明会
 依然として学生の就職状況が厳しい中、新潟県加茂市希望ヶ丘、新潟経営大学(蛯名保彦学長・学生数684人)は、1月30日、就職決起大会と学内合同企業説明会を開催し、来春卒業予定の3年生約100人が、就職戦線への一歩を踏み出した。

挨拶する蛯名学長 3年生は、昨年4月から就職ガイダンスを開始。9月には就職総合講座を開き、履歴書、自己紹介書の書き方、小論文の書き方、業界研究、就職活動におけるマナー、職業適性検査などを行い、着々と就職活動の準備を進めてきた。

 この日は午後1時20分から、就職総合講座の要点確認として、就職指導委員長の石井泰幸助教授が「企業の皆さんに何をしていくべきか、自己PR点を確認してほしい。きょうは約40社の企業に来てもらっている。質問に答えられなくても、これから頑張っていくという熱意が伝わるよう、心掛けてください。マナーがいいのは当たり前。今までやってきたこと、自分の考え方や人間性が現れるようにしてください」と直前のアドバイスした。

 続いて、参加した学生は拳を掲げ、頑張ろうコールを行い、気合を入れた。

 学内合同企業説明会では、はじめに蛯名学長が、出席企業に礼を述べ、「経営大学は経営を主にやっているが、経営学一般では十分ではないため、付加価値としていろいろと考えている」とし、同大学の取り組みを紹介。

 同大学では、グローバル化が進む中、企業経営はボーダーレス経営であるとし、中国やロシアなど北東アジア地域の研究に力を入れている。また逆に、ものづくりの拠点に立地していることを生かし、インターンシップなどを行い、実際の企業に学生を近づける双方向的な試みも実施している。加えて、キャリアアップとして大原簿記法律専門学校新潟校と提携し、資格取得にも力を入れている。

 蛯名学長は「単に能力をつけるだけでなく、正しい教育を心掛けている」とし、若い世代による教育の必要性を述べた。

 蛯名学長の話が終わると、学生たちが一気に会場になだれ込み、希望する企業のブースに並んだ。中には、希望者が殺到して人だかりができるブースも。

 学生たちは、一様に緊張した様子で、担当者に自己紹介し、エントリーカードを手渡すと、「よろしくお願いします」と深々と頭を下げていた。担当者の説明にも、真剣な表情で聞き入り、メモを取ったり、なぜこの会社や職種に興味があるのかなど自己PRにも余念がなかった。

 同説明会に参加した、学友会会長の花岡学さんは「緊張して、聞かれたことに対応できなかった。でも、担当の社員も気合が入っているので、こちらも気合が入ります」と感想を述べ、「企画、営業職を希望しています。楽しめる会社を探したい」と話す。

 また、同説明会出席企業に内定が決まっている4年生の女子学生も訪れており、説明会の様子に、「懐かしいですね。昨年よりも活気がある気がします」と1年前の自分と重ね合わせていた。

 なお、同大学への求人数は、1月28日現在、753人と、例年並み。

 今年の4年生171人中、就職希望者は約100人。内定率は28日現在、71.7%と、昨年同期の69.7%を若干上回っている。

 同大学の就職希望者の内定率は、例年90%ほどで、横ばい状態が続いている。ここ数年は90%に達する時期が遅くなる傾向にあったが、今年は若干ペースが早いとのこと。

 同大の学生は県内出身者が多いため、県内企業への就職希望が80%以上で、職種はサービス業の一環の情報関係、販売の希望者が多く、管理部門の企画も根強い人気だ。

 同大学では、今後も、現在の4年生はもちろん、活動が本格化した3年生の対応に力を入れていく。
                                                (廣川)