一品ずつ心を込めて
商売堂内 手づくりタルト「PUCHI」
 新潟県三条市本町2、さんじょうミニチャレンジショップ「商売堂」1階、「PUCHI(プチ)」は、手作りタルトのお店。

 代表の山本彩子さんは、同市在住の26歳で、小さい頃からお菓子作りが趣味だった。県内の短大卒業後、お菓子作りとは全く関係のない職種に就職したが、「やっぱりお菓子の店を出したい」という夢を諦めきれず退職。同市西裏館3、「四季の部屋」の小林君子さんが主宰するお菓子作り教室で腕を磨いた。独立を考え始めた頃に、チャレンジショップの存在を知り、応募。2期生として昨年3月に出店した。

 山本さんは「作るのも売るのも一人でやっていくので、何か個性を出せればと思い、小林先生と相談して、タルトの専門店にしました。タルトだけのお店がこの辺になかったし、なかなか家では作らないものなので」と、いきさつを語る。ちなみに店名の「プチ」は、山本さんが15年ほど飼っていた愛犬の名前。

 同店では、季節のフルーツを使ったタルトなど、常に8種類ほどのケーキが並んでいる。

ホールでの予約も受け付け 中でも「NYチーズケーキ」と「なめらかチョコレートケーキ」が、人気が高い。「NYチーズケーキ」は、クリームチーズをたっぷり使っているので味が濃厚で、焼き色を付けずに仕上げているのが特徴。「なめらかチョコレートケーキ」は、生クリームをふんだんに入れて、チョコレートクリームのように仕上げている。

 抹茶の生地に粒あんが入った、新作の「抹茶のタルト」も大好評だ。

 山本さんは半年の出店契約を延長し、もうすぐ1年になる。常連のお客も多いとのこと。「一人で作って、売るというのは大変ですが、お客様の反応を直接感じられるのが嬉しい。お客様と会話するために来ていると言ってもいいくらい」と楽しそうに話す。

 タルトは商売堂2階の一角で作っており、売り切れると作って、補充する。「1日に何度も1階と2階を往復するので、足に筋肉がつきました」と苦笑い。

 手作りで、一品ずつ丁寧に作ることを心掛けているため、大量生産はできない。「あらかじめ電話で予約をいただければ、お取置きするので、注文していただくとありがたいです」と呼びかける。

 なお、同店ではホール(18センチ)の予約も受け付けており、バースデーケーキとして注文する人も多い。

 今までを振り返り、山本さんは「夫や家族が協力してくれるから、ここまでやってこれた」と感謝し、今後について「タルトを専門に作ってきましたが、やっているうちに、タルト以外のものも作ってみたいという欲が出てきた。もちろんタルトも、どんどん新作を作って種類を増やしていきたい」と意欲を燃やす。

 商売堂の営業時間は、午前10時から午後7時まで。水曜定休。

 注文、問い合わせは、商売堂(TEL0256・32・7080)へ。      
                                                (廣川)