厳しい情勢に知恵出し合い
田上町年頭挨拶
 新潟県田上町では、1月5日、仕事始めにあたり、佐藤邦義田上町長と田巻敏田上町議会議長が年頭挨拶を行い、職員が一丸となり、厳しい局面を乗り越えようと呼びかけた。

 挨拶は、午前8時半から田上町役場三階大集会室に職員が集まり、行われた。

 佐藤町長は「年末にも言った通り、厳しい年を迎える。人間は厳しい状況の方が知恵や発想が浮かぶことがある。私はずっとスポーツをしてきたが、オフなど時間のある時は勉強せず、逆に時間も少なく、熱中している時の方がやる。私の体験ではそのように感じる。厳しい中で、皆さんからの英知を結集いただいて、まちづくりをしたい。町民の立場に立ち、町をどう運営するか、私を含め三役、町議メンバーだけでなく、一般職員からも知恵を出してもらいたい」と協力を求めた。

 また、「田上町は災害対策3年目に入った。才歩川も改修に入り、災害に強いまちづくりの大きな一歩となる。就任以来、災害のないまちづくりを掲げて来たが、平成18年で終わる。町民が安心して住める町になるよう、肝に銘じたい」と気持ちを新たにしていた。続けて、「本当は着工しなければいけない公共下水道もあるが、今後を見据えながら、どうなるか再検討したい」とした。

 最後に、「良くなかった一年を振り返り、それを糧に頑張ってほしい。職員一人ひとりが、この町をしょってたつという気でいてほしい。私も気持ちを入れ、まい進していきたい」と気を引き締めていた。

 田巻議長は「昨年は、国内外にとって多事多難な年だった」と振り返り、「本町においては、歳月をかけてやってきた合併問題だったが、住民意向調査の結果を受け、単独のまちづくりを選択した。これは町史に残る大きな問題だったのではないか。社会情勢を洞察しながら、町民の意向を十分に見極め、将来のあるべき道筋を立てたい。田上の状況は厳しいということを、お互い肝に銘じて頑張っていただきたい」と重ねて協力を仰いだ。

 挨拶は15分ほどで終わった。
                                                (廣川)