
新潟県加茂市前須田・砂押地区住民で構成する、加茂市消防団(青木亮太消防団長)の第7分団第4部(外石英史部長・12部員)は、今年8月1日に阿賀野市で開催される、第55回新潟県消防大会の小型ポンプ操法に出場する。今から大会での上位入賞を目指し、練習を重ねている。
同大会は新潟県と(財)新潟県消防協会の主催で、県内消防の団結を強化し、消防技術の向上と士気の高揚を図り、消防活動の進歩、充実を目的に行われている。
出場チームは各支会から選出される。三条市、加茂市、田上町、栄町、下田村などで構成する三南支会は、各市の持ち回りで出場チームを決めている。
今年は加茂市の番で、昨年8月に市のポンプ操法大会で優勝した同部が出場することになった。なお、同市内には七つの分団があり、団員数は404人。うち第7分団には73人が所属している。
小型ポンプは、ポンプ車に常備されているもので、車両が進入できないような場所でも持ち運んで、使うことができる。

小型ポンプ操法の競技は、指揮者1人、1番員、2番員、3番員と、補助の4番員の5人1組で行う。
大会では実際に放水しないが、それまでの一連の動作の迅速さ、安全性、操作方法の正確さ、チームワークなどが審査される。
標準タイムは45秒。これより早ければ点数が加算、遅ければ減点される。
同部は昨年の市内大会での優勝以来、車両点検などで集まった際に、少しずつ練習を行ってきた。
本格的に練習を始めたのは、今年の4月5日から。週3、4回のペースで、同地区内の加茂市立須田中学校グラウンドに集合し、動作練習などを行っている。練習時には、団本部や加茂地域消防本部(志田正男消防長)の職員らも参加し、指導に当たっている。
4月30日も午後7時から、須田中グラウンドで練習に汗を流していた。練習時間は2時間位で、時に2時間半に及ぶこともある。
部員は、年齢が25歳から35歳までの、かなり若いチーム。外石部長いわく「まとまる時はまとまるし、まとまらない時はまとまらない。個性派揃いの部員」とか。
それでも部員は、職員らの指導のもと、ナイター照明の中、何度も動作を繰り返しながら、練習に励んでいた。
指導者の一人、加茂地域消防署の武内淳消防司令補は「練習熱心な部員ばかり。思った以上に飲み込みも早く、日々向上しています。出場するからには上位入賞を目指してほしい」と指導にも熱が入る。
外石部長も「出るからには、賞状がもらえるよう、目標をもって頑張りたい」と意欲的だ。
今後は、5月30日(日)に加茂市立加茂小学校グラウンドで行われる春季消防演習で、同操法を披露するほか、現在は夜間練習が主だが、早朝など明るい中での練習も取り入れ、正確な動作はもちろん、タイムも縮めていく予定だ。
(廣川)