攻めの姿勢で現状打開を
日本金属研磨仕上げ技能士会 総会
 日本金属研磨仕上げ技能士会(高橋薫会長)は、5月26日午後6時から、新潟県燕市杣木、第一グランドホテルで平成16年度通常総会を開いた。議事では平成15年度収支決算、事業報告、平成16年度収支予算、事業計画について承認。

 16年度事業計画では、事務局の燕商工会議所と正式に事務委託契約を交すことを承認。燕研磨工業会、磨き屋シンジケートなどと協力連携を図っていく。

 高橋会長は開会で、「大手企業の景気は良くなってきているというが、我々、磨きは一向によくならない。中国製品の流入で仕事量も減り、対抗するため単価の値下げ、短納期と、一部を除いてお金にならない仕事をしている。これを打破するため、付加価値の高い仕事、労働大臣認定A級技能士として技術レベルを向上し、県央地域に新規分野のチタン、マグネシウム、さらに新しい分野を開拓していきましょう。今年は、さまざまな情報が集まる磨き屋シンジケート、研磨工業会、燕商工会議所との連携を強化する。黙っていては前に進まない。攻めるコマを持って厳しい状況を打開していきましょう」と、燕商工会議所、燕研磨工業会、磨き屋シンジケートとの連携協力を強調した。

 平成15年度は、第8回金属研磨仕上げ技能競技会、チタン研磨講習、経営戦略セミナーなどを行い、収支決算は収入が69万6063円、支出が48万9839円。

 16年度事業計画では、第9回金属研磨仕上げ技能競技会、同年度技能検定実施スケジュールに合わせて、技能検定準備講習会、技能向上のための研修会、相互交流を目指した研修旅行なども行う予定。

 技能検定準備講習会には、インターネットを使ったPRなどにより、静岡県、群馬県などからも参加者があるという。

 平成16年度収支予算は、収支とも67万円。支出では、今年度から燕商工会議所との事務委託契約を正式に結び、事務委託料12万円と資料等印刷費にOA機器共益費を増額して、同商工会議所に支払う。      
                                                (外山)