「雇用・年金・平和」 テーマに1000人
第75回三条地区メーデー
第75回三条地区メーデー(実行委員長・佐藤春男連合新潟三条・加茂地区協議会議長)が、5月1日午前9時から、三条市厚生福祉会館で行われた。1000人ほどが参加し、雇用創出、年金改革反対などを求め、市内中心地をデモ行進したほか、労働条件充実などを盛り込んだメーデー宣言を採択。また、民主党、社民党の代表が、7月の参院選での野党候補応援を求めた。
ことしのメーンテーマは「雇用、年金、平和」。
デモ行進は、午前9時に厚生福祉会館をスタート。「年金改悪反対」などのシュプレヒコールを続けながら、第一産業道路、第二産業道路などを行進し、同会館へ戻った。
式典は、午前10時過ぎにスタート。
佐藤実行委員長は「今回のテーマには、雇用、年金、平和の三つを挙げている。雇用では、日本の経営環境はデジタル、自動車、中国関連などで数字的には回復傾向。しかし、私たちは横並びで回復を感じられないのが実態。春闘も終結段階を迎え、大幅な賃金カット、一時金の凍結などの状況がこの地場では見られる。また、材料の高騰という懸念すべき問題も降りかかっている。また、パート、派遣労働者の問題もあり、私たち組織化された者が、組織化されていない者の労働条件を改善することで、全体的な底上げをしたい。年金では、負担率の引上げが、公平で透明感のあるものであればやむを得ないのだが、年金の活用、4割近くが未納の中での改革は反対。民意を反映した改革を訴えていきたい」とした。
来賓祝辞で、高橋一夫市長は「三条でも設備投資の話などが出ているが、大半にとっては厳しい状況。今の景気は、待っていればよくなるものではなく、労使が一緒になって新しいものを創っていかなければと思っている。また、市制施行70周年式典のリレーメッセージでの子どもたちの言葉に応えるためにも、住みよい社会にしたい。ご協力を」と求めた。
また、民主党、社民党の代表者が挨拶。
うち、民主党県第4区総支部長として、菊田真紀子代議士は「年金問題では、顔を洗って出直したい。信頼を取り戻すべく、これまで以上のご支援を。7月の選挙では、政権交代に向けてがんばっていきましょう」と呼びかけた。
続いて、スローガン、メーデー宣言を採択。
メーンスローガンは「働くものの連帯で、『平和・人権・環境・労働・共生』に取り組み、労働を中心とする福祉型社会と自由で平和な世界をつくろう!」。メーデー宣言は、雇用安定、参院選への投票などを盛り込んだ内容。
また、「年金制度の抜本改革を求める特別決議」も採択した。
式典は、午前11時過ぎに終了。引き続き、アトラクションに入った。
(重藤)
