組合への価値観、連帯感強める
三条金物卸商(協) 新執行部スタート
新潟県の三条金物卸商(協)(加藤敏敦理事長・266会員)は、5月21日午後6時から、燕市井土巻3、燕三条ワシントンホテルで、通常総会を開き、新執行部体制を決定した。
韮澤喜一郎前理事長は「加藤新理事長の下で、有意義な事業展開を」とエールを送り、加藤理事長は「会員の価値観、連帯感を強め、すぐ役に立つ事業を展開していきたい。また、リアルタイムな情報発信を行いたい」と、所信を述べた。
総会では、まず、15年の事業報告と収支決算を承認。
韮澤前理事長は、最後の挨拶として「継承、改革、前進をスローガンに、新鮮な事業を心がけてきた。任期中に掲げた事業のうち、海外視察研修の実施と『金物と草鞋と』の続編の発刊ができなかった。続編については、できるだけ早く刊行したい。景気は上向いてきたと言われているが、我々の業界も含め、厳しい状況が続いている。こうした中、会員のみなさんには、現状に甘えることなく、改革を念頭に置き、前進してほしい」と今後に期待を寄せた。
引き続き、新執行部の体制を承認し、加藤理事長が、事業計画の説明を行った。
加藤理事長は「昨年11月に選出されてから、5カ月間、役員の人選を行ってきた。今年度以降の事業展開で懸念しているのは、高速道路通行料共同支払事業。道路公団の改革で、来年3月までしか契約ができていない。4月以降はどうなるかわからないが、まだ、組合にはそれなりの財産がある。しかし、財産はいつまでもあるものではないので、当年度の予算は、前年比で10%の緊縮予算とした。ただ、『金物と草鞋と』の続編発刊に向けて、900万円を積立金から取り崩したので、全体では前年比20%増となっている。3年間の任期中に行いたいことは、組合に対する価値観を強め、連帯感を持って、より多くの人から事業活動に参加してもらうよう努力したい」とした。
事業展開を行う委員会は5つを設けた。前期と数は変わらないが、広報委員会の名称を、「より事業を明確にするために」情報委員会に改称。また、物流事業委員会で行っていた事業を執行部で引き受けた。代わって、金物青年会を合併して、青年委員会を立ち上げている。
各委員会の事業方針としては、執行部が、組合に対する価値観、連帯感の高揚、共同支払事業の研究と情報提供。総務委員会が、組合運営の活性化、合理化の推進。経営委員会が「すぐためになる、徳になる」研修と経営効率化研究。情報委員会が、リアルタイムな情報発信。労務福祉委員会が、福利厚生、労務関連。青年委員会が、次世代を担う人材の育成。
なお、予算額は収支とも3850万2000円。高速道路割引料金割戻しでは、15年度と同様、18.9%。
(重藤)
新副理事長、委員長は次の通り。
【副理事長】▼坂井範夫((株)坂謙)▼宮原洋一(三洋産業(株))▼高森武志(高森コーキ(株))
【総務委員長】▼藤田實((株)フジタ)
【経営委員会】▼阿部久((株)阿部久)
【労務福祉委員長】▼石黒隆夫((株)喜久和)
【情報委員会】▼高野寿生((株)高野)
【青年委員会】▼広野悦弘(広野産業(株))
