三条市・シルバー人材 在宅介護参入
総会で承認 11月開始で申請へ
「1000人のネットワーク生かす」と長谷川理事長 新潟県の(社)三条市シルバー人材センター(長谷川昭二理事長)は、5月20日午後1時半から、三条市体育文化センターで通常総会を開き、15年度事業報告、会計決算を承認したほか、介護保険事業に参入するための諸議案を承認した。

 冒頭の挨拶で、長谷川理事長は「15年度の実績は、お客様とみなさんのおかげで前年度を上回ることができた。しかし、財政基盤を強化するため、来年度からの会費の引上げも検討しているのでよろしくお願いしたい。また、居宅介護事業については、すでに11月スタートに向けて準備を進めている。すでに、市内には十指に余る事業所があるので、尋常の取り組みでは歯が立たないだろう。しかし、会員1000人のネットワークを生かして、高齢社会におけるセンターの使命を介護の面でも果たしていきたい」と述べた。

 平成15年度の実績は、受託件数が7808件で前年比8%増、契約金額が5億1296万6000円で前年比7%増、配分金額が4億7237万1000円で前年比7%増。同センターで、事業実績が前年度ベースを上回るのは、平成12年度以来、3年ぶり。

 同センターの海保保険事業は、従来の福祉、家事援助サービスなどの実績を元に、事業参入委員会を立ち上げ、昨年度から検討を加えてきたもの。

 介護保険関連で承認された議案のうち、事業計画では、(1)訪問介護員の育成(2)事業の拡充(3)関係機関、福祉関連施設との連携などを挙げている。

 具体的な実施計画では(1)で、2級ヘルパーの養成(2)で、チラシの配布、会員の情報収集、啓発活動による普及などを決めている。

 また、この日、定款の一部変更の承認も受け、県知事に申請、5月末から6月上旬に許認可を得る予定。

 介護保険事業特別会計収支予算は、収支とも125万円。収入のうち、介護保険事業収入は74万8000円を見込んでいる。
                                                (重藤)